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2021.02.17
どうする?コロナ渦の花粉対策

コロナ禍の花粉対策

今年も花粉のシーズンがやってきました。
これから暖かくなるにつれ悩む人が増える花粉症。 目のかゆみにくしゃみに鼻水、考えるだけで憂鬱ですね…。

東京都では、今年春の花粉の飛散量は去年の1.8倍の予測との発表がありました。 昨年の花粉の飛散量は少なかった為、例年と比べれば7割程度とのことですが、 それでも今年はコロナ渦で迎える花粉のシーズン。

花粉症はくしゃみなどの症状や、 鼻水鼻づまりで臭いが分からなくなるケースがあるなど、 コロナの症状と似ている部分が多くとても厄介です。 「花粉症なのかコロナなのか分からない」 「花粉症の咳やくしゃみをコロナだと勘違いされるかも知れない」等 不安に感じている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、花粉症と新型コロナウィルス感染症との見分け方や、 この時期の生活で気を付けるべき点など、 【コロナ禍の花粉対策】をご紹介します。

花粉症になると、ウィルスに感染するリスクが高まる、 また周りに感染させるリスクを高めるとされます。 出来るだけ花粉症を予防する対策をして、 辛い症状の軽減とコロナの感染予防に努めましょう。


花粉症でコロナ感染リスクが高まる


花粉症の症状が出ると、コロナに感染しやすくなる。 また周りに感染させるリスクが高まるとされています。

花粉症の代表的な症状と言えば、くしゃみ、鼻水、目のかゆみです。 花粉症でくしゃみをすることにより飛沫を飛ばすことや、 鼻をかんだティッシュから手を介してウィルスを周りに広めやすくなります。 更には目の痒みから目を擦ってしまう行為でも、 手から目の粘膜にウィルスを感染させるリスクが高まるなど、 花粉症はコロナの感染リスクを高める要素が多くあります。

花粉症とコロナの感染対策は無関係ではないからこそ、 これからの花粉シーズン、しっかりと対策して行くことが大切です。


花粉症とコロナの見分け方


コロナと花粉

花粉症が厄介なところは、コロナの症状と似ていると言う点です。 くしゃみに鼻水、咳、臭いを感じないなど、 共通する症状が多く見分けがつかずに悩む方が増えています。

似た症状を持つ花粉症とコロナですが、 両者を見分けるポイントはあるのでしょうか?


花粉症とコロナを見分けるポイントとは?


コロナも花粉症も風邪のような症状が出ます。
見分けるのが難しいですが、ポイントがいくつかあるのでご紹介します。


痒みの有無


花粉症とコロナの分かりやすい見分け方としては、
まず第一に「痒みが出るかどうか」がポイントになります。

・目や肌、鼻にかゆみがあれば花粉症の疑いがあります。


臭いに関して


第二に、「臭いがしなくなる」点についても見分けるポイントがあります。

・鼻づまりで臭いを感じないのは花粉症の疑いがあるが、
・鼻づまりがないのに臭いを感じない場合はコロナの可能性があります。


倦怠感を感じる場所


第三に、「倦怠感を感じる場所」に違いが出ます。

・鼻の奥や頭など頭部を中心に倦怠感がある場合は花粉症の疑い。
・体全体に倦怠感がある場合はコロナの可能性があります。


発熱の有無


そして第四に、「発熱があるかどうか」がポイントになります。

・新型コロナの主な症状として発熱があります。発熱があれば、コロナや他の風邪などの病気の可能性を疑い、医療機関を受診されるのが良いでしょう。

*ただし、花粉症でも症状が重い場合、発熱や咳、倦怠感があり見分けるのが難しい場合があります。自分で判断できない場合や、少しでもコロナの疑いがあれば、専門の機関で検査をすることをお勧めします。


コロナ禍の花粉症対策


コロナ禍の花粉対策

コロナ禍の花粉症対策として、日常生活では次のような点に気を付けましょう。
対策グッツの使用やちょっとした心がけで、 花粉症の症状緩和やコロナの感染対策に繋がります。


花粉症対策メガネの活用


花粉対策メガネやゴーグルは、目に花粉や飛沫を付着させない、 また、目を擦らないことで、手を介するウィルス感染対策としても役立ちます。 コロナ対策にも花粉対策にも効果的な為、活用するのがお勧めです。

症状を悪化させない為に、目が痒くても決して擦らないことが基本ですが、 どうしても目の周りに触れる場合は、 必ず消毒や手洗いを徹底してから行いましょう。


鼻かみティッシュや手を介する感染に注意


鼻をかむ際にも、 鼻水から手に付着したウィルスを周りに広げる可能性があります。
鼻をかんだティッシュや使用後のマスクは、 他への感染を意識してゴミ袋に入れすぐに蓋をする、 そして触った手は必ず手洗いや消毒をして感染対策に努めましょう。


換気をするなら朝早い時間帯に


コロナウィルスを家の中に溜め込まないよう、部屋の換気は大切ですが、 花粉症がある場合は花粉が室内に入らないよう換気はほどほどにしましょう。
換気を行う場合は、花粉の飛散量が少ない朝早い時間帯に行うのがお勧めです。 または花粉をキャッチする網戸やカーテンを使用する、 窓のそばに空気清浄機を置いて花粉をブロックするなど対策をしましょう。


掃除は毎日行う


花粉は床に落ちる為、花粉シーズン中は毎日雑巾がけをするのがお勧めです。 花粉は午前10時ごろから飛び始め昼過ぎにピークを迎えます。 換気同様、掃除をするなら朝の早い段階でするのがお勧めです。


花粉を寄せ付ける服装に注意


花粉のシーズンに出かける際には、花粉が付着しにくい服装を選びましょう。

ポリエステルやナイロンなどのようにツルツルした洋服を選ぶのがお勧めです。
逆にウール素材やニットなどの素材はなるべく避けるのがベター。 こうした素材は繊維の中に花粉が入り込んで絡みやすく、 強く払っても落ちにくい特徴があります。

服装を選べない場合は、静電気防止スプレーが 花粉を寄せ付けない効果がある為使用しましょう。


花粉は髪の毛に付着しやすい


花粉は髪の毛に付着しやすくなっています。
髪の毛は目や鼻に近いので要注意! ロングヘアはコンパクトにまとめるか、帽子をかぶって防御しましょう。
また、髪の毛が整髪料でべたついていると余計に花粉が付きやすくなります。 花粉のシーズンは整髪料のつけすぎを避け花粉の付着を予防しましょう。


花粉症対策がコロナ感染予防にも繋がる


コロナ禍で迎えた花粉症のシーズン。
花粉症の症状によってコロナの感染リスクを高めることからも、 今年は例年以上の対策が必要になりそうです。

毎年症状がひどい方は薬を適切に使用することを含め、 マスクやメガネ、花粉ブロックスプレーなどを組み合わせて、 しっかり花粉症の予防、そして引き続きコロナ対策に取り組んで参りましょう。