日焼け止めの正しい使い方とは?5年後の肌を左右する付け方のポイント | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2019.04.27
日焼け止めの正しい使い方とは?5年後の肌を左右する付け方のポイント

日焼け止めの使い方
肌の老化の原因の8割が、紫外線による”光老化”と言われます。

今行う日焼け対策が、5年後10年後の肌を左右しますので、 しっかりと対策していくことが美肌作りには欠かせません。

そんな日焼け対策と言えば「日焼け止め」がマストアイテムですよね!
しかし、日焼け止めはただ塗っていれば安心と言うことではありません。 正しいUV対策ができていないと、日焼け止めの効果を十分に発揮できないばかりか、 知らず知らずに肌にはダメージが蓄積されてしまうので注意が必要ですよ。

そこで今回は、【日焼け止めの正しい使い方】についておさらいしておきましょう。

ちょっとした油断、誤った使用方法が未来の肌の命運を左右するからこそ、 日焼け止めは正しく使用することが大事です。

今から5年後10年後と、鏡に映った自分の肌を見て後悔しないためにも! 是非正しいUV対策について理解を深めて頂き、美肌の維持に役立てて下さいね。


日焼け止めに記載される「SPF値」「PA値」の違いを知ろう


日焼け止め
日焼け止めの効果を最大限に発揮するために…
まずは”日焼け止めの効果”を表す数値である「SPF値」と「PA値」についておさらいしておきましょう。

日焼け止めに表示されている、「 SPF50+PA++++ 」この様な表示。 「SPFは何を表しているの?」「+は多い方が良いの?」など、 この数字が何を表すのかをよくわからず使っている方は多いかと思います。

正しくUV対策するためにもしっかり把握しておきましょう。


SPF値


肌の炎症を引き起こしたり、肌が赤くなるといった肌の表面の日焼け、 また、シミや皮膚がんの元となる「UVB波の防止効果」を表す数値です。 0から50+までで表され、この数字が高いほど日焼け止め効果が期待できます。

何も塗らない時と比べて、日焼けするまでの時間を何倍に伸ばせるかを表し、 例えば、紫外線を20分浴びると赤くなるとした場合、 SPF50とは、その50倍の紫外線量でも日焼け止め効果が期待できることを意味します。

数値が大きくなれば、その分日焼け止め防止効果も高まりますが、 その分肌への負担も大きくなるため、数値が大きいほどしっかり洗顔で落とす必要があります。


PA値


雲や窓ガラスも通過し、肌の奥深くまで浸透する紫外線である「UVA波の防止効果」を表す数値で、 プラスの数(++++)が多いほど効果が高くなります。

UVA波は、肌の奥の細胞にダメージを与え、シミやたるみの原因にもなるため、 肌の老化を食い止めるためにはこちらの数値もしっかりチェックして選ぶことが大切です。


日焼け止めの正しい使い方・注意点


日焼け止めクリーム

室内やガラス越しでも紫外線は届く


日焼け止めを使用する上で注意すべきことといたしましては…

よく、「1日中室内にいる時は、UV対策の必要はない」と考えてしまう方が多いですが、 UVA波は室内にいてもガラスを通過して肌の奥まで届きますので、 1日中室内にいたとしても油断は大敵です! 日焼け止めクリームやUV効果のある化粧品などを使用し、しっかりと対策をしていきましょう。


こまめに塗り直して徹底ブロック


日焼け止めファンデーション
また、朝出かける前に日焼け止めを塗ったからと、 UV対策はそれだけで安心!と考えてしまう方も多いですが… それだけでは日焼け対策は万全ではありません。

紫外線から肌を守るためには、日焼け止めは2時間おきに塗り直すのがベスト! 特に顔の中でも、額や鼻は皮脂も多く日焼け止めもとれやすい上に、 頬などの高い部分には紫外線も当たりやすくなっていますので、こまめに塗り直すのが鉄則ですよ。

日焼け止めを塗り直すときには、こすってしまうとお化粧がヨレてしまったり、 日焼け止めにも塗りムラができて、薄い部分が日焼けをしてしまうため、 重ね付けするときは上から押さえるようにして密着させるのがポイントです。

とは言え、何度も日焼け止めを塗り直せば、肌がベタベタして見た目も良くありません。
そんな時には、日中の重ね付けに便利なアイテムとして、 ファンデーションタイプのUVケアアイテムもたくさん出ていますので、 日中のUV対策としてこうしたアイテムを利用するのもおすすめですよ。

パウダータイプのものは紫外線を反射する効果も高いので、 こまめに塗りなおして強い紫外線をしっかりブロックしましょう!


日焼け止めを塗るタイミングを工夫しよう


日焼け止めを塗るタイミングにも押さえておきたいポイントがあります。

それが朝着替えるとき、洋服やアクセサリーを着用する前のタイミングに塗るのがお勧めです。

洋服やアクセサリーを着用してから日焼け止めを塗ると、 どうしても塗りムラや塗り残しができてしまいやすいからです。

そうした塗り残しが、Tシャツ焼けやサンダル焼けを招いてしまいます。 日焼け止めを塗るときは、ムラなく塗れる様、塗るタイミングにも気をつかってみてくださいね!

特に、手の甲や足の甲、耳や首元、髪の毛の生え際などに塗り残しが多いため、 細かい部分にも気を遣って満遍なく塗るように意識してみてください。


使用量を守ることが鉄則


日焼け止めの使用量
また、日焼け止めの使用量を守ることも大切です。

日焼け止めの効果を最大限に発揮するためには、十分な量の日焼け止めを均一に塗る必要があります。 と言うのも、SPF値の数値は、1平方センチメートルの皮膚に対して 2mgの日焼け止めを塗ったときの効果としてはかられているからです。

量がそれに満たなければ効果も下がってしまいます。

これを実現するには顔の場合500円玉大の量が必要とされます。 必要な量を塗れていないと効果は半減してしまいますので、 日焼け止めのタイプにもよりますが、各商品ごとの使用量を守ってる利用することが重要です。


日焼け止めが塗れない目からの紫外線に注意


サングラス
そして最後に、意外と盲点になるのが…目から入る紫外線です。

目から紫外線が入ると、脳に「紫外線を浴びた」と言う命令が行き、 シミの元となるメラニンが生成されてしまいます。

いくら肌を日焼け止め等で対策をしていても、 目から紫外線が入ってしまえば、UV対策は万全とは言えません。
これを防ぐためにも、紫外線の増える春から夏にかけてはサングラスの着用も検討すると良いでしょう。


日焼け止めは正しく使用して紫外線から美肌を守ろう


さていかがでしたか?
日焼け止めの効果は絶大ですが…使い方を間違えると、 知らず知らず肌へのダメージを蓄積させてしまうこともあるのでご注意くださいね。

これまで、「日焼け止めは朝に塗っておけば十分」だと対策を怠っていた方も少なくないはずです。 こうした油断や間違った認識が、シミやしわ、たるみを増やす思うと、やはり油断は大敵ですよね。

これからどんどん紫外線量が増える本格的な日焼けの季節がやってきます。
是非この機会に、今一度日焼け止めの使用方法について見直してみてはいかがでしょうか?