ガサガサかかとの3大原因と正しいケア方法 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2017.12.20
ガサガサかかとの3大原因と正しいケア方法

かかとのガサガサ
冬に増える体のお悩みの1つに「かかとのガサガサ」が挙げられるかと思います。
乾燥するこの時期、ガサガサかかと・ひび割れかかとで 不快な思いをされている方は多いのではないでしょうか?

ふとした瞬間に触れるあの「ざらっ」とした感覚、 靴下やストッキングが引っかかる時のイラッと感は、 できることなら味わいたくないものですよね!

かかとのガサガサは、放っておくとどんどん角質が厚くなり、 ちょうどお正月の鏡餅のように乾燥してひび割れが生じやすくなります。 ひどい場合には、激痛を伴うかかとのパックリ割れが起き、歩行にまで支障をきたしたり、 菌の温床になって臭いやかゆみの原因になることもある為、 「たいしたトラブルではない」と放置せずに早めの対処が必要ですよ!

そこで今回は「ガサガサかかとの3大原因と正しいケア方法」についてご紹介します。
パックリ割れの痛~い経験をする前に、 原因と対策を学び毎日のケアにお役立てくださいませ。


かかとのガサガサ・ひび割れが起きる原因とは?


かかとのひび割れ
なぜ、かかとはガサガサしたり、ひび割れが起こりやすいのでしょう?
その原因にはかかとならではの3つの理由が挙げられます。 まずは対策をする前に、ガサガサかかとの原因について理解しておきましょう!


◇歩くたびにかかる圧力によって

かかとに限らず、人間の皮膚は外から圧力がかかると、皮膚が厚くなる様にできています。
スポーツなどでできるタコもその一つですが、皮膚を厚くして鎧の様に体を守ってくれているのです。

かかとは歩くたびに強い圧力がかかります。 その分角質層が厚くなり、体の部位の中でも特にタコができやすい部位となっています。

しかし、体を守る緩衝材のような働きをしてくれる角質ですが、 分厚くなりすぎると問題が生じてしまいます。
肌の潤いは体の中から水分や油分が染み渡ることで潤いを保っていますが、 角質が厚くなりすぎると、皮膚の外側まで潤いを届けることができず、乾燥が進んでしまうのです。
これが、かかとのガサガサやひび割れ(角化症)が起こるメカニズムです。


◇血行不良によるもの


また、外からの圧力によって皮膚が分厚くなること以外にも、 血行不良が原因でガサガサかかとが出来る場合もあります。

かかとは心臓から最も遠い部分であるため、どうしても血液の流れが悪くなりがちです。 そのため細胞の隅々に栄養が十分に行き届かず、うるおい不足になることも、 かかとが乾燥してしまう一つの原因です。

特に冬は気温が低いため、それだけで血行不良に陥りやすいです。 その上寒いことであまり外に出なくなることや、運動不足になる事でも血流は滞ってしまうため、 ガサガサかかとを助長させてしまうのです。

更に、冬は外気が乾燥していますから、余計にかかとの乾燥が進み、 ひび割れを起こしやすくなるという訳ですね。


◇水虫によるもの


かかとの角質が厚くなり、白くなって皮膚がポロポロはがれる様な場合には、 水虫が原因になっている場合もあります。 かかとの水虫は高齢者に多い疾患ですが、スキンケアなどで全く改善されない場合や、 症状に心当たりがある場合には、念のため皮膚科で診てもらうことも検討すべきでしょう。


ガサガサかかとを予防する為に


かかとケア
以上の理由から、かかとのガサガサやひび割れを防ぐためには、 適度な運動や湯船に浸かる習慣、マッサージやストレッチを取り入れるなどして、 「血流促進」を心がけることが大事になります。

また、外からの圧力を極力減らす為に、靴を見直すことも心がけると良いでしょう。
普段良く履く靴は、底の薄い靴や硬い革靴などを避け、 なるべくスニーカーなどの歩きやすい靴を履いたり、 衝撃を吸収するクッション性のある中敷きを入れる、 厚手の靴下を履くなどしてタコの予防に努めましょう。

家の中にいる際も、厚手の靴下を履いておくと保湿にもなりますし、 床からの衝撃も和らげることができるのでオススメです。
なるべくかかとにかかる衝撃、圧力を減らし、角質が厚くならない様な工夫をしましょう。


ガサガサかかと・ひび割れのケア方法


すでに厚くなり、ガサガサになってしまったかかとの角質のケア方法としては、 ヤスリや軽石などで軽く角質を落とし、 (やり過ぎると余計に角質が厚くなることも。軽く落とす程度にとどめるのがお勧め) 保湿力の高いクリームで十分に潤わせてあげることが大切です。

尿素には、肌の潤いを保つだけでなく、柔らかくする効果もあるため、 尿素配合のクリームなどを使用するとより効果的ですよ。

特に入浴後は肌が柔らかくなっていますので、 お風呂上がりにマッサージをしながら入念にクリームを塗り込むと、 血流アップと保湿の相乗効果でガサガサかかとになるのを防いでくれます。

特にこの時期は乾燥しやすいですので、お風呂上がりのマッサージ保湿を日課にして、 かかとだけでなく全身の潤いアップを目指したいものですね。


日々の継続したケアが”かかと美人”への近道


かかと美人
以上のように、かかとは特に角質が溜まりやすく、 また乾燥しやすい部位であることがお分かりいただけたかと思います。

私たちが足を使って歩いている限り、ガサガサかかとのリスクは避けられません! だからこそ、かかと美人でいるためには、毎日のケアを継続していくことが大事になります。

「つるつるかかとは1日にして成らず!」 是非かかと美人を目指して、出来ることから取り組んでみてはいかがでしょうか。