「股関節と下半身太りとの関係」足が太いのは股関節が硬いせい? | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2022.04.13
「股関節と下半身太りとの関係」足が太いのは股関節が硬いせい?

下半身太りを気にする女性

大分暖かくなり、ようやく春物の服が気持ちよく着れる季節になりました。 日中は上着の要らない日もあるほどですが、 薄着になる機会が増えると気になるのがやはり… ステイホームで緩んでしまったボディーラインではないでしょうか。

この春夏はミニスカートがトレンドの大本命と言われています。 そんな中で、思い切り足を出して素敵にお洒落を楽しみたいと思いつつも、 足を出す自信がないと諦めてしまっている方もいらっしゃるかも知れませんね。

ダイエットやボディーメイクをする中でも、 「下半身太りが気になる」「なかなか足が痩せない」とお悩みの方は多いものですが、 もしかするとその原因は”股関節が硬くなっている” せいかも知れません。

そこで今回は、【股関節と下半身太りとの関係】 について、 また【股関節が硬くなる原因や股関節を緩めることのメリット】 についてご紹介します。
今期のファッションは、ステイホームでゆるんだ体を見直すのに絶好のトレンドかも知れません。 ガチガチの股関節を緩めることから下半身太りにアプローチし、 春夏のオシャレを思い切り楽しめるヘルシーボディを手に入れましょう。


股関節と下半身太りとの関係


股関節が凝り固まると、下半身に浮腫みが起きたり 脂肪が付きやすくなるなど、下半身を太く見せる原因になります。
股関節は上半身と下半身を結ぶ関節であり、 足に繋がる大きな血管やリンパ管、リンパ節が集約されることから、 下半身の状態を大きく左右する重要な部分と言えます。 下半身の始まりである股関節が凝り固まることで、 「血流」そして老廃物の排泄などの役割を担う「リンパ」の流れが滞り、 浮腫みや脂肪が溜まりやすくなって下半身太りに繋がりやすくなるのです。


股関節が硬いことのデメリット


また股関節が硬くなることは、下半身太りを招く原因になるだけでなく、 美容や健康の面で様々なデメリットがあります。

例えば血液の流れが悪くなることで体が冷えやすくなる。 肌質の低下や肌荒れをしやすくなり、疲れも溜まりやすくなる。 股関節が凝り固まることで骨盤のゆがみを発生させ、 姿勢の悪化を招き、肩こりや腰痛、膝痛などの不調に繋がる。 代謝が落ちて痩せにくく太りやすい身体になる。 PMS(月経前症候群)の悪化などデメリットは多岐に渡ります。

股関節の柔軟性が失われ凝り固まった状態になると、 この様に様々な不調を引き起こす恐れがあるのです。


股関節が柔軟であることのメリット


柔軟な股関節

逆に股関節が柔軟で動きが良い方は、血流やリンパもスムーズで滞りなく流れる為、 浮腫みや脂肪も溜まりにくい状態と言えます。

代謝が良い状態が保たれるので、太りにくく痩せやすい身体作りに繋がることはもちろん、 疲れにくくなり疲れの回復も速くなる。 また柔軟性が高まることで、怪我をしにくくなり運動パフォーマンスが向上する。 歪みが改善され、姿勢が良くなりスタイルアップや美脚に繋がる。 腰痛や肩こりなどの不調が改善される。 冷えが改善されPMSの症状も軽くなるなど、 デメリットが大きい反面、 良い方に転じれば好循環を呼びメリットもまた大きくなります。

股関節がガチガチに凝り固まっている状態と、 柔軟性があり動きがスムーズな状態では、 この様に、下半身にも全身にも身体の調子に大きな差が生まれるのです。


股関節が硬くなる原因


では、そもそもなぜ股関節が硬くなってしまうのでしょうか?
股関節は、座りっぱなしなど同じ姿勢で長時間過ごすことで血流が滞ること、 また運動不足などで筋肉の動きが悪くなることで 柔軟性が失われ硬くなってしまいます。 股関節を良い状態に保つ為には、股関節を支える筋肉を良く動かし、 そして柔軟性を高めてコリをほぐし、 血流やリンパの流れをスムーズにしてあげることが大切です。


股関節を緩めるポイント


凝り固まった股関節を緩める為には、股関節周りの筋肉を動かして解してあげること。 またストレッチなどを取り入れて柔軟性を高めつつ、 血行を促進してあげることが日常において重要になります。

今すぐ出来る対策として、股関節を緩めるポイントを以下にご紹介します。
足がむくみやすかったり下半身太りが気になる場合などは、 是非以下を参考に出来ることから取り入れてみましょう。


同じ姿勢を長時間続けない


座り過ぎのリスク

股関節をガチガチにしてしまわない為には、 同じ姿勢を長時間続けないことが大切です。 特にデスクワークなどで座る時間が長くなる人は要注意です。 常に股関節が圧迫され血流やリンパがせき止められることで、 股関節が固まり、むくみや下半身太りを起こしやすくなります。

リンパや血流を促すためにも、30分に1回、1時間に1回と時間を決め、 立ったり歩いたり、股関節回りのストレッチをこまめに行うなどして、 下半身の血流を促すことを習慣付けましょう。


運動を習慣的に行う(大股歩きを意識)


運動習慣

股関節は大腰筋や腸骨筋、内転筋群、骨盤底筋群など、 多くの筋肉によって支えています。 運動不足などでこれからの筋肉が凝り固まる事で股関節の動きを悪くする為、 適度な運動を習慣にすることも股関節を柔軟に保つ上では大切です。

また、今すぐ出来る対策としては、大股歩きを意識するのもお勧めです。
股関節から足を大きく動かし大股で歩くことで、 歩行に使われる股関節周りの筋肉を積極的に使うことができ、 筋肉を刺激しつつ血流やリンパも促すことが出来ます。

股関節には、太ももやお尻の筋肉など大きな筋肉が繋がっていることを意識し、 筋肉を積極的に動かすことからしなやかな股関節へと繋げていきましょう。


股関節回りの筋肉を積極的に伸ばす


股関節のストレッチ

股関節を緩める為には、しっかり運動を行うことが何より大切ですが、 逆に筋肉を使いすぎて凝り固まってしまう場合もあります。 そうならない様、こまめにストレッチを行い 筋肉の柔軟性を保つことも股関節を緩める上で重要です。

関節の可動域を広げて運動の効果を高める。 筋肉の疲労を軽減しコリを溜めないようにするなど、 関節の状態を良くする上でストレッチは重要な役目を果たします。 運動の前後には出来る限りストレッチを行いしっかりとケアしてあげましょう。

また、股関節のストレッチは股関節を支える筋肉の柔軟性を保ち、 姿勢の歪みを矯正しスタイルアップに繋がったり、 肩こりや腰痛、ひざ痛などの不調の予防改善にも繋がる為、 運動の有無に関わらず積極的に日常に取り入れましょう。

テレビを見たりネット動画を見る時間があれば、 そうした時間を有効活用して開脚ストレッチを行うも良し、 寝る前にベッドの上で股関節回りのストレッチを日課にするのも良し、 出来るだけ股関節回りの筋肉を積極的に伸ばし緩めてあげましょう。


股関節の柔軟性を高め健康瘦せに繋げよう


股関節が柔軟であることは、下半身太りの予防・改善効果がある以外にも、 全身の美と健康において重要であることがお分かりいただけたかと思います。

「老いは股関節からやってくる」とも言われる様に、 股関節が硬くなることは、体の様々な不調だけでなく老化を進める恐れもあります。 だからこそ、股関節を緩め本来の働きを取り戻すことが重要です。

美と健康を左右する股関節の柔軟性は、 日頃のちょっとした意識で高めることが出来ます。
座りっぱなしや運動不足などで股関節がガチガチになっている方は多いはず。 是非そうした場合には、上記で挙げたポイントを参考に、 硬くなった股関節を緩めることから 下半身痩せや不調の改善に繋げてみてはいかがでしょうか。