冷え症の改善に繋がる正しい入浴法でポカポカに! | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2018.11.08
冷え症の改善に繋がる正しい入浴法でポカポカに!

入浴で冷え予防
寒くなってくると増えるのが”冷えからくる体の不調”です。
冷え性に悩まれる女性は多いものですが、 寒くなる秋冬に身体の不調が増えるという方は多いのではないでしょうか?

そんな冷え予防に役立つ習慣として”毎日の入浴”が挙げられます。
ちなみに私はどんなに疲れていても入浴しますし、入浴しないと気持ちが悪いぐらいですが…皆さんは入浴の習慣はありますか?

温かいお風呂で体の芯からじっくり温まることで、血流が促進され、冷え予防に繋がります。
また、入浴にはリラックス効果があり、冷え性の原因にもなるストレスの緩和や、 自律神経を整えるなどの効果も見込めるため、毎日の習慣にして冷えを根本から改善して行きたいものです。

しかし、リラックスできるはずの入浴も、正しい方法で行わないと、 美容や健康にマイナスな影響を与えてしまうこともあります。

そこで今回は、【冷えの改善につながる正しい入浴法】ご紹介します。

折角の入浴の習慣で健康を害さない為にも、是非最後までお付き合いくださいませ。


冷えの改善につながる正しい入浴法とは?


冷え予防が見込め、且つ安全な入浴の条件にはどのようなものがあるでしょうか?
毎日の入浴をより効果的な”冷えとり習慣”にするために、是非参考にしてくださいね。


やや熱めのお湯にゆっくり浸かり全身を温めよう


熱めのお風呂
やや熱めに感じる温度(39~42℃)のお湯で全身浴をすると、血行促進に繋がり冷えやむくみの予防に効果的です。
秋冬の寒い時期なら41~42℃と言ったところでしょうか。 時期にもよりますが、ご自身で少し熱く感じる温度のお湯を季節によって調節していただき、 首まで浸かる「全身浴」で体の芯までじっくり温まりましょう。

もしお風呂でのぼせやすい場合は、首まで浸かる全身浴を避け肩を出した状態でも構いません。 お風呂は脱水や転倒などの思わぬ危険も潜んでいるものです。 くれぐれもご自分の体調を考慮した上で、無理のない範囲で入浴してくださいね。


急激な温度変化は危険!ヒートショックに注意しよう


ヒートショック
体が冷えた状態からいきなり熱いお湯に入るのは、「ヒートショック」を起こす危険性があり大変危険です。

ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧や脈拍に乱高下が起こることを言います。 特に冬場の入浴時に起きやすく、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性があります。

この様な危険を避けるためにも、脱衣場に暖房を設置したり、 お湯に浸かる前には心臓から遠い部分である足先から徐々に”掛け湯”をして、 体を慣らしながら入浴をするなど、体に急な温度変化を与えないよう工夫しましょう。


入浴前にしっかり水分補給をしよう


水分補給
入浴中はお湯で体が濡れているので分かりにくいかも知れませんが、 入浴時+入浴後で汗の量は300~800mlにもなると言われます。 (それぞれの体質やお風呂の条件にもよって変わります)

体の水分が不足することで脱水症状になり、失神やふらつきによる転倒のリスクがある他、 血液中の水分が不足することで脳卒中などの危険性が高まるため、 しっかりと水分補給をしてから入浴することが非常に大切です。

水分補給の際には、体を冷やしてしまわないためにも冷たい飲み物は避けるのが無難。 温かい飲み物であれば、中からも体を温めることに繋がり、冷えに対する相乗効果が期待できますよ。


入浴剤を活用して体の芯から温まろう


入浴剤で冷え予防
冷え予防に繋がる入浴法としてオススメなのが「入浴剤」を活用することです。
特に炭酸ガス系のものは、血行促進や保温効果に優れており体の芯から温めてくれます。

また、良い香りでリラックス効果も得られる為、睡眠の質の向上、 自律神経のバランスを整えるなど様々なメリットが得られます。
冷え症はストレスや自律神経の影響がかなり大きい為、そうした根本原因へのアプローチとしても入浴剤の活用は有効です。


深呼吸でリラックス効果を高めよう


入浴
深呼吸もまたリラックス効果が高く、ストレスの軽減や自律神経の正常化、そして冷え予防に有効に働きます。
また体の隅々にまで酸素が行き渡ることで細胞が活性化し、代謝アップにも繋がります。

湯船にじっくりと浸かりながら深呼吸をしてみましょう! 呼吸と共にスーッと疲れがとれ、細胞が喜ぶのをきっと感じるはずですよ。


マッサージやストレッチで血行促進!


入浴中のストレッチ
入浴中・後のマッサージも、血流をアップさせ冷えを予防するには大変有効です。

手なら指先から肩に向かって…足ならつま先から太ももの付け根に向かって… 心臓から遠い部分から心臓に向かい流すようにマッサージしてあげましょう。 リンパや血流が促され、冷え予防だけでなく、むくみ予防としても効果てきめんですよ。

また軽いストレッチを取り入れても良いですね♪ 怪我などしない様、入浴中に取り組む際には、 首を回す、足首を回す、肩を伸ばすなどの軽いストレッチを取り入れてみましょう。

温かくなっていると体も柔らかくなるので伸ばしやすいはずです。 普段体が硬い方はこれだけでもモチベーションが高まるのでは?


入浴後は素早く水気を拭き早めに着替えよう


入浴後の着替え
入浴後バスタオルを巻いたまま、だらだら過ごしていたりはしませんか? こんな風に濡れたままで過ごしていては体はすぐに冷えてしまいますよ! それどころか、蒸発していく水分にどんどん熱が奪われ、冷えを悪化させる原因になります。

今以上に体を冷やさない為にも、入浴後はある程度汗が引いたらできるだけ素早く着替えましょう。 また、体が暖かくても髪が濡れていてはそこから熱が奪われてしまうので、髪の毛もすぐに乾かした方が良いです。 そして足元からの冷えを予防する為にも、ベッドに入るまでは靴下を活用しましょう。


入浴後はできるだけ早く肌を保湿しよう


保湿
湯船に浸かった後は肌がとても乾燥しやすい状態になっています。 もし保湿しないで肌を放置していた場合には、入浴前のお肌よりも乾燥が進むことが分かっている為、 できるだけ早く(10分以内)保湿することが大切です。

健康な肌に乾燥は大敵!美肌を維持する為にも、 入浴後、まだ水分が保たれている間にクリームを塗るなりして保湿を万全にしましょう。


正しい入浴を習慣にして冷え性を撃退!


お風呂に浸かる習慣を身に付けることは冷え性予防にとても効果的です。
温かいお湯にゆっくり浸かるだけでも効果がありますが、 プラスアルファで上記を心掛けることで、より安全に、そしてより一層の効果が期待できますよ♪

これから益々気温が下がり、冷え性の方には辛い季節がやってきます。 これ以上冷えを悪化させないためにも、正しい入浴を習慣にして、寒い季節を元気に乗り切りましょう!