おばさん体型が出来る4つの理由と対策 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2019.02.06
おばさん体型が出来る4つの理由と対策

おばさん体型
歳をとると太りやすくなるとともに、身体のあちこちに「たるみ」が生じてきます。

若い頃は食事を減らせばすぐに落ちた体重もなかなか減らなくなり、背中や下腹にボリュームが出てくる。 そうした余分な贅肉は下へ下へと重力に引っ張られ、残酷にも着々とおばさん体型は進行して行く。

おばさん体型」とは…なんとも嫌な響きですね…。
女性であればそんなものとは無縁に、いつまでも若々しい"上向きボディ"を保ちたいものです。

しかしながら「食事量が増えた訳じゃないのに、年々太りやすくなるのはなぜなのだろう?」 また、「おばさん体型はどのようにして出来て行くのか?」 そのメカニズムについては良く知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、【おばさん体型が出来るメカニズムと対策】をご紹介します。

若い頃とはどんな風に体が変化しているのかをまずはしっかり理解することが、 おばさん体型の予防、改善には大切です。 是非ご覧いただき、いつまでも若々しいヘルシーボディの維持にお役立てくださいませ。


おばさん体型が出来る理由とは?


たるんだ二の腕
おばさん体型が進んでいく背景には様々な原因が関わっています。 予防、改善のためにもその原因をしっかり把握しておきましょう。


ホルモンの変化


歳とともにおばさん体型が加速する原因の1つとして、ホルモンの影響が関係しています。

女性ホルモンの1つである「エストロゲン」には、余分な脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
このエストロゲンは初潮を迎える頃から増え始め、20〜30代をピークにそれ以降はどんどん減っていきます。
こうしたホルモンの変化により、若い頃よりも太りやすくなるのです。


体の歪み


また年々体が歪んでくることも太りやすくなる原因の1つです。

長く生きていると、姿勢の悪さや、足を組むなどの生活の癖により体に歪みが生じてきます。 この歪みによって血液やリンパの流れが悪くなり、代謝が低下して太りやすくなります。

また、姿勢の悪さはそれだけでおばさん体型に見られやすくなります。
背中が曲がっていれば、それだけで老けた印象を与えますし、 骨盤が傾くような座り方をしていれば、体幹が緩んで下腹が出てくるなど、 若々しいスタイルからはどんどん遠ざかってしまいます。


筋肉量の低下


そして1番の原因が筋肉量の低下です。

運動を継続していない限り、筋肉は歳とともに減る一方ですから、 年々代謝が下がり、若い頃と同じ量の食事をとっていれば当然太ってしまいます。

また、筋肉は体の内側から体型を支えるコルセットの役割も果たしています。
このコルセットが衰えることで体型が緩み、 緩んだ脂肪は重力に引っ張られ、垂れ下がった結果おばさん体型が出来上がってしまいます。

同時に筋肉はリンパを押し流すポンプの役割も担っています。
筋力が低下することでリンパが詰まりやすくなり、老廃物が適切に排泄されなくなった結果、 セルライト(脂肪細胞の周りに老廃物が絡みつき肥大化した状態)が増加。 セルライトが増えると、肌の表面がデコボコして見た目も悪くなるばかりか、 冷えや血行不良を助長させてますます太りやすくなる… ダイエットしても痩せにくくなると言う悪循環に陥ることも!


気持ちが老け込むこと


「自分はもう年だから」とあきらめる気持ち、開き直る心もおばさん体型をさらに加速させる原因になります。

こういう気持ちでいると、自分の体型にもどんどん甘くなってしまいますし、 お洒落にも無頓着になります。そして体型を隠すファッションばかりしているうちに、 気づいたときには取り返しのつかない体重にまで増えていたなんてことにもなり兼ねません。

また、美への執着が無くなり女性であることを意識しなくなると、 ますます女性ホルモンの活性が減って行きます。
そうなれば、おばさん体型どころかおじさん化する事だって現実問題ありますよ!

若い頃と同じとはなかなかいかないとしても、なるべくベスト体重を維持していく気持ち、 いつまでも若々しい気持ちを持つことが、 魅力的な大人の女性である為には大切なのではないでしょうか。


おばさん体型を予防・改善するには?


ポッコリお腹
そんなおばさん体型を予防、改善するためには、具体的にどんな対策をとれば良いのでしょう?

これには栄養バランスの整った食事、運動の継続による筋力の維持など、 あらゆる側面からアプローチしていく必要があります。 以下に対策をまとめますので、できる範囲で取り組んでみてください。


おばさん体型にならないための食事


歳をとるとどうしても代謝が落ちてきてしまうため、食事の内容には気を使う必要があります。
若い頃は甘いものや脂っこいものもすぐに消費できていたも知れませんが、 30代40代にもなるとそうはいきません。

「余分なものは脂肪に直結する」と考え、糖質や質の悪い脂肪の取りすぎに気をつけるとともに、 代謝アップに必要なビタミンやミネラル、 筋肉や美肌の元になるタンパク質をしっかりと食事から補うことを意識しましょう。

特にタンパク質と脂質は女性ホルモンの原料になるので、 肉や魚、大豆製品などからタンパク質を十分量補い、 オメガ3やオリーブオイル、ナッツなどから良質な油を適量摂る様にしましょう。


おばさん体型を食い止めるには筋力の維持が不可欠



天然のコルセットでもある筋肉を維持、強化する事は、 おばさん体型を食い止める1番の武器となります!

基礎代謝量をアップさせ、太りにくい体を保つためにも、 定期的にトレーニングを取り入れる、日常でなるべく動く、 家事の合間にスクワットを取り入れるなどして筋力アップを図りましょう。

日ごろから姿勢を正しておく事も立派なトレーニングの1つです。
猫背にならないように背筋をぴんと伸ばして立つ。
椅子には浅く腰掛け骨盤を立てて座るなど、 体の歪みを正し、若々しいプロポーションを保つためにも、 360度どこから見ても美しい姿勢でいることをなるべく心がけることが大切です。


女性ホルモンの低下による体型崩れを防ぐために


質の悪い睡眠や寝不足、またストレスは、 自律神経を乱す原因となり、女性ホルモンにも悪影響を与えます。

ホルモンの分泌を低下させ、おばさん体型を加速させないためにも、 ストレスを発散できる楽しい趣味を見つけたり、 リラックスできる睡眠環境を作るなどして、ストレスの除去と睡眠の質の向上に努めましょう。

そして何より、いつまでも若々しい気持ちでいることが大切です。


適切に対応しておばさん体型を予防しよう


ある程度歳をとれば、小じわが増えたり白髪が出てきたりと、 体のあちこちが変化してくるのは仕方がないことです。

しかし、生活習慣を整えるなど適切に対応することで、 脂肪の増加や体型の崩れはいくらでも阻止することができます。

おばさん体型にならないためにも、是非今日お話ししたことを参考に、 幾つになっても若々しいスタイルを保つ努力を重ねて参りましょう!