![花見酒](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/hanami.jpg)
今年も桜の季節がやってきました。
「お花見シーズン」と言えば
”お酒”が付きものです。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け
宴会の自粛が広まってはいるものの…
それでもお花見ムードでついついいつもよりもお酒が進み、
暴飲暴食から太ってしまう危険性が高まりますから、
これには注意したいところですよね。
またこの時期は、春の行楽弁当に桜や抹茶を使った春のスイーツなど、
見た目も華やかで食欲を刺激する食の誘惑も増える時期です。
お酒が入ると食欲は更に増しますから余計に気を付けなければいけません。
せっかく春夏に向けてダイエットに励んでいたのに、
お花見の暴飲暴食でリバウンドしてしまう方はこの時期多いものですが…
こんな風に、これまでの努力を水の泡にしてしまうのは非常に勿体無い!
そこで今回は、
「花見で太らない為のお酒の選び方」をご紹介します。
お花見シーズン到来!
「ダイエット中でもお酒は我慢したくない」と言う方に朗報です。
お酒は選び方によっては太りやすくも太りにくくもできますよ。
是非太りにくいお酒の選び方を学び、
年に一度のお花見シーズンを気兼ねなく楽しみましょう♪
太らないお酒選びのポイントとは?
![花見とお酒2](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/sake2.jpg)
太りにくいお酒を選ぶ際にポイントとなるのが…
お酒に含まれるカロリーではなく「糖質量」となります。
太る痩せるを考える時にはカロリーが気になるものですが、
アルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、
(空っぽの)と言う意味を持ちます。
アルコールには栄養がほとんど含まれず体に吸収しにくいこと、
更には肝臓ですぐさま分解され優先的にエネルギーとして消費されてしまうことから、
お酒のカロリーが高い=太るとはならないのです。
お酒を飲むと体が熱くなったり皮膚が赤くなるのはこのためで、
すぐさま熱としてエネルギーが消費されていることが良く分かると思います。
しかしアルコールがエンプティカロリーだからと言って、
お酒が全て太らないことにはなりません。
上記の理由から良く「お酒は太らない」と誤解されやすいですが、
お酒の種類によってはしっかり体に蓄積されるものもある為、
太りやすいお酒と太りにくいお酒をしっかり見分けることが
後々後悔しない為には大切です。
その違いを分けているのが、お酒に含まれる糖質量の違いとなります。
ダイエット中にお勧めの太りにくいお酒
![蒸留酒](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/sake2-1.jpg)
それを踏まえ、
「太りにくいお酒」としてダイエット中に選びたいのが、
”蒸留酒”に分類されるお酒です。
例えば、焼酎やウイスキー、ブランデー、ジンやウォッカなどが蒸留酒にあたります。
これらは糖質が少なく脂肪として蓄積されにくいですから、
これらをチェイサー(水)と交互にロックで少しずつ飲むか、
(アルコールの分解には大量の水が必要であるため)
水やお茶などのノンカロリーのもので割って飲むとダイエット中でも安心です。
糖質の多いお酒は太りやすい
![ビール](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/bi-ru.jpg)
逆に「太りやすいお酒」として挙げられるのが、
ビールや日本酒、ワイン、紹興酒などを代表とする”醸造酒”です。
これらは糖質が多く脂肪として蓄えられやすいのでなるべく控えましょう。
または、太りにくい蒸留酒でも「割りもの」によっては太りやすくなります。
例えば、甘いリキュールやジュースが加わったカクテルなどは、
糖質が多くなり太りやすいお酒になってしまいます。
他にも、醸造酒や蒸留酒に、
果実や糖分などを加えた”混成酒”という種類のお酒もあります。
梅酒やリキュールなどがそうですが、
これらも糖質が高めですので飲み過ぎない様注意しましょう。
お酒の種類により糖質量は大きく変わる
![お酒の糖質量](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/sake-2.jpg)
ちなみに、お酒の種類によってどれだけの糖質量の違いがあるのか?と言うと…
具体的には以下の様な違いがあります。
お酒に含まれる糖質量を比べてみた場合、100ml当たりの糖質量は、
日本酒(本醸造酒)4.5gに対し、
焼酎、ウィスキー、ウォッカは0g。
ビール(淡色)3.1g、
ビール(黒) 3.4g
ワイン(赤)1.5g、
ワイン(白)2g、
紹興酒 5.1g、
梅酒に至っては20g以上と
これだけの糖質量の違いがあります。
こんな風に、同じお酒でも、
含まれる糖質の量で太りやすいものと太りにくいものがあるので、
選ばれる際にはこの点に注意を払って選ぶことをお勧めします。
お酒選ぶ際には成分表をチェックしよう
例え蒸留酒を選べない場合や苦手な場合でも、
なるべく糖質の少ない商品を選ぶと良いかと思います。
お酒に含まれる糖質の量は、種類やメーカーによっても様々ですので、
商品の成分表をチェックして、
なるべく糖質の量が少ないものを選ぶことで太りにくくなります。
他にも、太りにくいお酒の選び方としては、
ワインや日本酒でも、甘口のものより辛口のもの選べば糖質量は抑えられます。
ビールや酎ハイでも、糖質フリー、糖質オフの商品も沢山出ていますので、
まずは成分表をチェックしてから選ぶ習慣を身につけると格段に太りにくくなります。
お酒を飲む際のルールをあらかじめ決めておこう
また、「どうしても最初の一杯はビールじゃないと始まらない」という方も多いと思います。
その場合は無理に我慢する必要はありません。
我慢がストレスになってしまえば、ダイエットでは逆効果になることもあるため、
この場合には2杯目以降で帳尻を合わせるなど、
ご自分の中でルールを決めておくとよいでしょう。
例えば、1杯目は好きなものを飲んで、
2杯目以降は太りにくい蒸留酒のお酒を選ぶなどして対策してみてください。
飲酒時の食事は脂肪に変わりやすい
![おつまみ](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/mukumi2.jpg)
とは言え、お酒そのもので太るよりも、
実際にはお酒とともに食べるおつまみによって体重が増える場合がほとんどです。
お酒を飲むとアルコール分解の為に肝臓がフル回転して大量の酵素やエネルギーが使われてしまいます。
この為に、一緒に食べたおつまみの脂質や糖質が代謝されず蓄積されることで、
通常の食事よりも格段に太りやすくなるというメカニズムです。
またお酒を伴った食事は時間も長くなりがち!
その為、少しずつ食べ物をつまんでいるうちに、あまり食べていないつもりでも、
あっという間にカロリーオーバーになっていることも少なくありません。
そうならない為にも、やはり大前提として飲みすぎないこと!
食べ過ぎないことが何より大切なことは忘れない様にしましょう。
「今日はこれだけ」と最初に決めておく
お酒はストックがあると飲んでしまうため、
お花見をされる場合には、「今日はこれだけ」と最初に決めておいて、
必要以上にお酒やおつまみを買いすぎないことも太らない為には効果的です。
その場になってから、アルコールを目の前に我慢するのは至難の業!
そして周りの雰囲気に流されないことも難しいですよね?でも、
飲むお酒がなくなってしまえば、それ以上飲むことは出来ませんから、
必然的に飲み過ぎは防げると思います。
こんな風に、最初からプランを決めておくのも、
飲みすぎ防止にはとても有効ですので是非試してみてください。
太らない飲み方でお花見シーズンもスマートに
![花見とお酒](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/sake.jpg)
さて、太りにくいお酒の選び方をご紹介して参りましたが、いかがでしたか?
桜のシーズンに味わうお酒は格別ですが、
そんな至福のひと時も、後で後悔する様な飲み方になってしまえば台無しですよね。
あくまで、花見は年に一度、この時期にしか見られない桜を楽しむもの。
お酒に飲まれてこれまでの苦労を台無しにしてしまわないためにも!
またこれから迎える露出の多い季節をすっきり気持ちよく過ごすためにも、
お酒はほどほどに楽しまれてくださいね♪