水を飲むメリットとは?水分補給で巡りの良い身体作り | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2023.05.17
水を飲むメリットとは?水分補給で巡りの良い身体作り

水を飲むメリット

日中汗ばむ日も多くなり、水分補給が大切な時期になりました。
熱中症対策として水分補給を心掛けている人は多いと思いますが、 適切な水分補給は、美容と健康に関わるあらゆる面において 非常に重要な役割を果たしていることをご存知でしょうか。

私達の体の約60%と、そのほとんどが水分で出来ています。 体内の水分は、血液に乗って栄養を全身の細胞に届ける役目を果たすと同時に、 老廃物や有害物質を回収して、不要なものを体外に排出する働きをしています。 水分不足になると血液がドロドロになり血流が悪くなります。 血流が悪くなると細胞に酸素が行き届かず、体の様々な機能の低下を招くことに…。 肌質の低下や、代謝の悪化から痩せにくい体になる、 突然死の原因にもなる心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めるなど、 様々な悪影響があることから、十分な水分補給を行うことが大切です。

そこで今回は、【水を飲むメリット】【正しい水分補給】についてご紹介します。
普段何気なく飲んでいる水。その重要性を理解し、健やかな毎日に役立てましょう。


水を飲むことのメリット


水を飲む女性

普段から適切な水分補給を行い、体に十分な水分が行き届いていることには 多くのメリットがあります。


便秘予防


健康な人の便は約80%が水分でできています。 水分不足になると便が硬くなり、便秘に陥りやすくなります。 適切な水分補給が行われていると、便がスムーズに排出されやすくなり、 便秘の予防に繋がります。


痩せやすい身体作り


水分補給が適切に行われると血流が良くなり代謝がアップします。 筋肉にもしっかりと栄養が行き届き、筋力強化を助け、痩せやすい体作りに導きます。
また、水を飲むことによって満腹感が得られ、余計な間食や食べ過ぎを防ぐことができます。
食前に水を飲むことは、血糖値の急上昇を抑え太りにくくする効果もあります。


むくみを予防


水分をとると、体がむくんでしまうと考える人も多いですが、実際はその逆で、 体が水分不足に陥ると体がむくみやすくなります。
体内に水分が不足すると、それ以上減らさないようにと 体が水分を溜め込もうと働くことから、体がむくみやすくるのです。 もちろん、水分の取り過ぎはむくみの原因になりますが、少な過ぎても良くありません。 適切な水分補給はむくみ対策にも重要です。


肌質改善


体内の水分は、血液に乗って栄養を全身の脳細胞に届ける役目を果たすと同時に、 老廃物や有害物質を回収して、不要なものを体外に排出する働きをしています。 適切に水分が補われることで、肌ツヤが良くなったり肌質の改善に繋がります。


血液サラサラ効果


水分が十分だと血液がサラサラになり血流が良くなります。 肩こり、腰痛、関節痛、こむらがえしなど、筋肉の不調を改善。 冷えの改善や脳梗塞、心筋梗塞の予防にも繋がります。

この他、熱中症予防、免疫の向上など様々なメリットがあります。


水分の種類に気を付けよう


美と健康において、適度な水分摂取は非常に重要ですが、 しかし、中には慢性的に水不足に陥っている方もいらっしゃいます。 これは、日常生活で水を飲む機会が少なかったり、 コーヒーやお茶、アルコールなど、利尿作用のある飲み物を 日常的に飲んでいることが原因として多く見られます。

後者では、十分な水分補給が行われている自覚がありながら、 知らず知らずに脱水になっていることがある為注意が必要です。 カフェインやアルコールの含まれる飲み物は、 過剰になると体の水分が減ってしまう可能性がありますから、 飲み過ぎには注意して、水分補給とは別と考えるようにしましょう。

アルコールやカフェインの含まれる飲料は1日に2〜3杯まで。 と決める等して出来るだけ飲み過ぎは控え、こうした飲み物を飲んだ場合には、 同じ量の水を飲むように心がけると良いでしょう。

水分補給はできるだけノンカフェインのものや、 純粋な水にするなどして適切な水分補給を心掛けることが大切です。


水は一日にどの程度飲めば良い?


具体的に水は一日にどの程度飲む必要があるのでしょうか。
人間の体の約60%は水分でできています。 そして体内の水分は、1日に2.5リットル程も入れ替わるとされます。
内訳としては、呼吸や汗により0.9リットルほど、 尿や便によって1.6リットルほどが一日に排出されます。 この分の水分を補う必要がありますが、 通常の食事に含まれる水分が1リットル程度で、 体内で作られる水分(代謝水)が0.3リットルほどなので、残りは1.2リットル程度。 この1.2リットルを飲み水で補う必要があると言うことです。

ただし、これはあくまでも成人の平均的な数値であり「目安」です。 もちろん、その時の気候や運動習慣の有無、体の大きさや年齢、 体調や体質、食事内容などによってその人に必要な水分量はかなり前後します。 必要な水分量には個人差があることを念頭において、 上記の目安を踏まえ、体と相談しながら十分な水分摂取を行いましょう。


正しい水分補給を心掛けよう


水分補給

では、飲める時に大量に飲んでしまえばそれでいいのか?と言うとそれでは無意味です。 一度に吸収できる水分量には限界があるため、 一度に大量に飲もうと頑張ってしまうと逆効果になることも。 間違った水の飲み方は、頻尿になったり、 体がむくんでしまったりと逆に不調を招く場合もあります。

健康にとって大切な水分を適切に補給するためにも、 これまで水を飲む習慣がなかった場合は、段階的に増やして体を慣れさせていく。 また一気に飲むのではなく、こまめな摂取(一度にコップ一杯程度)を心がけるなど、 ポイントを押さえ正しい水分摂取を心掛けましょう。

また、胃や腸は冷えに弱いため、 冷たいもので水分補給をすると吸収が悪くなってしまうことがあります。 水分補給は常温のものか、少し暖かいものを飲むことが大切です。

水分を取るタイミングにも気を遣う必要があります。 睡眠中は水分摂取ができないので、朝は体が脱水した状態です。 血液やリンパの流れも悪くなっているため、朝1番の水分補給はとても重要です。 また朝は排泄の時間でもあるため、 排泄を促す意味でも十分な水分補給を心掛けましょう。

逆に夜遅い時間になると、体は吸収の時間になるため、 水分を溜め込みやすくなります。入浴や就寝中の脱水を意識して、 適度な水分補給をする事は大切ですが、水分が過剰になると、 体がむくみやすくなる為、夜遅い時間にむやみに飲み過ぎることは控えましょう。

こうした体のメカニズムを加味し、 時間帯によって水分の取り方を変えるのも、巡りの良い体作りのポイントです。


十分な水分補給で巡りの良い身体づくり


適切な水分補給は、美と健康維持においてとても大切な役割を果たしています。
これから気温もぐんぐん上昇し、熱中症の危険も高まってくるシーズンです。 起床時、就寝前、入浴前後、運動時はもちろんのこと、 普段の生活の中でも、喉が渇く前のこまめな水分補給を心掛けて行きましょう。