![冷え性](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/hie-1.jpg)
夏の暑い時期でも、体を冷やす食べ物によって
冷え性を引き起こすことがあります。
「冷え性=冬」をイメージするかと思いますが、全くそんな事はなく、
むしろ
気温が高く冷えとは無縁と思われがちな夏こそ油断大敵です。
夏は気温が高いため、体の深部が冷えていることに気づきにくいものです。
そして、知らず知らずに冷え性を悪化させてしまうのが夏の冷えの怖いところ…。
しかも、体を冷やす食べ物と言えば…
氷の入った冷たい飲み物やかき氷などが思い浮かぶかと思いますが、
”冷えを呼ぶ食べ物”は、これら冷たい食べ物や飲み物ばかりではありません。
意外なものが冷えの原因になっていたりもするから尚更注意が必要です。
そこで今回は、そんな夏の"隠れ冷え性"を呼ぶ
「体を冷やす食べもの」についてご紹介します。
好きで食べていたものが、実は体を冷やす張本人だったなんてことはよくある事。
冷たいものを控えていてもなかなか冷えが解消されない場合、
もしかすると原因はこれらにあるのかも知れません。
また、冷え症の自覚がなくても、
「お腹を触るといつも冷たい」
「暑いのに汗をあまりかかない」
「夕方になると足がむくんでパンパン」
もし、この様な症状がある場合には”隠れ冷え性”の可能性もあります。
冷えは万病の元!体の冷えている部分に病気も起こりやすいと言われますので、
もし、少しでもお心当たりがあれば、ぜひ参考になさってくださいね。
体を冷やす食品は冷たいものだけではない
冷蔵庫で冷やされている、冷やされていないに関係なく、
体を冷やす作用のある食品には以下の様な物が挙げられます。
代表的な食材を挙げてみますので、冷え性の方はこれらをとり過ぎていないか?
ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!
体を冷やす作用のある代表的な食材
![冷える食品](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/hieru.jpg)
トマト、きゅうり、なす、ゴーヤなどの夏野菜。
レタス、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜。
梨、スイカ、メロンなどの、夏が旬の果物。
キウイ、パイナップル、マンゴーなど、南国産のフルーツなど、
暖かい地域で収穫されるものや、暑い時期に旬を迎える食材が代表食材として挙げられます。
この他にも、チョコレートやコーヒーなど、カフェインが多く含まれるもの。
牛乳やヨーグルト、マーガリン、白砂糖。
また、パンやパスタ、ケーキやクッキーなどを代表とする精製小麦食品なども、
体を冷やす代表食材とされます。
これらは、食べ過ぎると必要以上に体を冷やしてしまうこともある為、
特に冷え性を実感されている方は食べすぎない様注意が必要です。
とは言え、冷え性だからと、体を冷やす食品を食べてはいけない訳ではありません。
多くは、夏場、体温が上がったときの体温調節として、
夏バテ予防としてお勧めの食べ物でもありますし、
夏野菜に豊富なビタミンミネラルが、夏の強い日差しから受けた皮膚ダメージを緩和してくれたり、
余分な水分を排出し、むくみを予防するなど沢山のメリットもありますから、
うまく取り入れて美容や健康に繋げたいものです。
体を冷やす食品で冷えを悪化させないために
![温め食材](https://www.ishokudogen.com/page/wp-content/uploads/01ed8f2b9bd22f25f9b4ea14adcf3568_s.jpg)
冷え性の場合、以上の食品の食べ過ぎに注意すると言う点以外では…
やはり、これらの食品を、
冷たい状態でお腹に入れないことが、冷え予防の大前提になるかと思います。
サラダやフルーツは、冷蔵庫から取り出してそのまま食べてしまう方が多いですよね?
でも、これが冷えを更に悪化させる間違った習慣の一つとなりますから、
なるべく常温に戻してから口に入れるよう心掛けてほしいです。
夏に冷たいものを食べる事は、一瞬ひんやりして心地が良いものですが、
そもそも冷蔵庫などの人工的な温度に、体は対応できません。
胃腸の消化酵素は37度5分位で働くようにできており、それ以下になるとぐんと働きが低下してしまうのです。
これがきっかけで食欲低下を招き、更に口当たりの良い冷たい食べ物や飲み物を食べる。
そして冷えを悪化させると言う悪循環の構図が出来上がってしまいますから、
こうした習慣にはくれぐれも注意しましょう!
その他、体を冷やさない為の工夫としては、
冷やす作用のある食品を食べる際には、
火を通して食べる。
温かい料理や温かいお茶などと一緒に食べる。
「体を温める作用のある食材」と組み合わせて食べるなどをオススメしたいです。
体を温めるとされる代表食材としては、
みそ、醤油、塩などの調味料。
ごぼうやニラ、にんにく、生姜、ネギ、かぼちゃ、ニンジンなどの根菜を中心とする野菜類。
寒い地域で収穫される、りんごなどのフルーツ。
水分の少ない食品である、干物や燻製、ドライフルーツやナッツ類などが挙げられます。
これらの食材を組み合わせたり、調理法を工夫することで冷えを防ぐことができますよ♪
是非、普段の食事から、体を冷やさないメニュー作りを意識してみてくださいね。
冷えない体を作る食事を心掛けよう
さていかがでしたか?「自分は冷え性だ」と言いながら、
体を冷やす作用のある食品ばかりを好んで食べてはいませんでしたか?
冷蔵庫から取り出した生野菜サラダやフルーツをそのまま食べていたり、
冷たい飲み物などを頻繁に飲むことはもちろんですが、
夏に体を冷やす原因には意外な食品が含まれていることに、「はっ」とした方も多いのではないでしょうか。
美や健康にとって、体が冷えていることにメリットは一つもありません。
是非この機会に、夏冷えを呼ばないための食事について見直してみてくださいね!