うねりや広がり「梅雨のゆらぎ髪」は腸からのSOSサイン? | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2025.05.21
うねりや広がり「梅雨のゆらぎ髪」は腸からのSOSサイン?

梅雨のうねり髪

梅雨の時期になると、朝の鏡の前で「あれ、また髪が広がってる…?」なんて思うこと、ありませんか?

「梅雨の湿気で髪がまとまらない」「うねりやアホ毛が目立つ」、そんなお悩みは毎年の風物詩のようになっているかもしれません。オイルやヘアアイロンでどうにか抑えようと、悪戦苦闘している方はこの時期多いことでしょう。

実は、その髪のうねりやパサつき、梅雨の湿気のせいだけでなく、「腸内環境の乱れ」が関係している可能性があります。ちょっと意外かもしれませんが、髪と腸はとても深いつながりがあるのです。

そこで今回は、「梅雨のゆらぎ髪対策」をテーマに、腸と髪の意外な関係についてご紹介したいと思います。ぜひ、梅雨の気候でゆらぎがちな髪を体の内側から整えて、湿気に負けない美髪を育てていきましょう。


髪と腸の意外な関係


腸と髪の意外な関係

髪の毛は「体の状態を映す鏡」ともいわれます。実際、毛髪の構造や艶、ボリュームには、食生活・ホルモンバランス・ストレスなど多くの要因が関わっています。

なかでも、近年注目されているのが「腸内フローラ」の状態です。

腸内環境が乱れると、
● 栄養素の吸収がうまくいかない
● 老廃物が排出されにくくなる
● 炎症物質が体内にとどまりやすくなる

この様なデメリットがあります。結果として、

● 頭皮の皮脂バランスの乱れ
● 毛根への血流不足
● 髪の水分保持力の低下

といったトラブルに繋がり、うねりやパサつき、抜け毛の原因になりうるのです。特に梅雨のような湿気の多い季節は、皮脂の分泌が過剰になりやすく、腸内環境の影響が髪に出やすい季節とも言えます。


なぜ梅雨の時期に腸が乱れるのか?


梅雨

「別に暴飲暴食してないのになぜ?」と思うかもしれません。でも、実はこの季節、腸が疲れやすい要因が揃っているのです。
例えば、次の様な要因が関わっています。


1. 湿気と低気圧による“内臓の冷え”


気温は上がっていても、湿度と気圧の変化により自律神経が乱れ、内臓が冷えやすくなります。冷えると腸の動きが鈍くなり、便秘や消化不良を起こしやすくなります。


2. 冷たい飲み物や食べ物の摂取が増える


アイスコーヒー、ビール、冷麺、かき氷など…気温が高くなるこの時期は冷たい物を飲食する機会が増えます。暑い日に冷たい物は美味しいですが、内臓には負担になります。常温〜温かいものを意識するだけでも腸の機能が改善されます。


3. 湿気によるカビ・細菌の増殖


食材が傷みやすく、気づかぬうちに悪玉菌を増やしてしまうことも。こうした物を口にすることで腸内細菌のバランスが崩れる要因になります。


今日からできる“腸美髪”ケア


腸内環境を整える食事

では、どうすれば髪もケア出来て、腸も整えることが出来るのでしょうか。以下では、腸と髪を整えるケア方法をご紹介します。


1. 発酵食品を意識的に摂る


ヨーグルトや味噌汁、漬物など、腸に良いとされる発酵食品を意識して摂りましょう。発酵食品は特に「朝食」に摂るのがおすすめです。腸が最も活発に動く朝に腸活することで、1日の代謝を高めることができます。


2. 食物繊維をバランスよく摂る


食物繊維には、「不溶性」と「水溶性」の2種類がありますが、腸活にはどちらもバランスよく摂ることが大事です。両者を一緒に摂ると、腸内の掃除と潤滑の両方をサポートしてくれます。例えば、玄米(不溶性)+わかめ(水溶性)の味噌汁の朝食などはおすすめです。


3. 頭皮マッサージ×お腹のマッサージ


髪と腸は“血流”を介してつながっています。マッサージで血流を良くすることで、髪にも腸にも嬉しい効果が期待できます。指の腹でやさしく円を描くようにマッサージするだけでOK。入浴の際やお風呂上がりにぜひ習慣化してみましょう。


4. 温活を心掛ける


冷たい飲食を避け、白湯や常温のものに切り替えるだけでも効果的。また、お腹を冷やさない為のインナーや冷房対策の羽織の活用、ショウガなどの温活アイテムを取り入れるのもおすすめです。腸の動きが良くなれば、栄養の吸収力もアップします。


5. 良質な睡眠をとる


腸と自律神経は密接な関係にあります。睡眠の質を上げることで腸内環境も安定し、結果的に髪の健康にもつながります。就寝の1時間前はデジタル機器の使用を控えて、ゆったり過ごす時間を意識してみてください。


「髪のケア=腸のケア」という視点で体と向き合おう


髪の調子が悪いと感じたら、それは腸からのSOSかもしれません。この梅雨こそ、「髪のケア=腸のケア」という新しい視点で、自分の体とじっくり向き合ってみませんか?

見た目の美しさだけでなく、内側から輝く本当の「美しさ」への第一歩を、ぜひこの機会に始めてみましょう。