すこやか塾 コラム

2017.03.30
花粉症の症状緩和におすすめの食べ物とは?
花粉症
春は花粉症の方にとって辛い季節…。
お花見やレジャーなど、春を満喫したい気持ちはあっても、花粉症のせいで心から楽しめない…逆に憂鬱と言う方も多いのではないかと思います。

幸い私は今のところ花粉症ではありませんが、周りの友人にも凄く多いです。
壊れた水道のように止めどなく流れる鼻水やくしゃみ…そのせいで、鼻や口の周りが真っ赤にただれ、肌もガサガサになっているのを見ると本当に可愛そうで仕方がありません。

そこで今回は、そんな花粉症の症状緩和に役立つ食べものをご紹介したいと思います。

くしゃみや鼻水、目の痒みなどなど、花粉症の辛い症状を極力悪化させないために、メガネやマスクなど外側からの対策も重要ですが、体の中から花粉に負けない強い体を作っていくことが、花粉対策にはとても大切です!
折角のお花見シーズン。花粉症によって憂鬱な気分になっていた場合にはお役に立てるかも知れません。ぜひ参考になさってくださいね♪


花粉症の症状緩和に役立つ食べ物


ではここから、花粉症の症状緩和に役立つおすすめの食品をご紹介します。
薬の様に急に症状が良くなるわけではありませんが、継続して摂取することで、辛い症状を最小限に食い止めることが出来るはず!
日頃の食事から積極的に摂りいれて、辛い花粉シーズンを元気に乗り切りましょう。
花粉症におすすめの食べ物

◆納豆や漬物、ヨーグルトなどの”発酵食品”


発酵食品には、腸内環境を整える働きのある、乳酸菌やビフィズス菌が豊富に含まれています。
人体の7割から8割の免疫細胞が腸に集まっているため、 腸内環境が整うことで免疫力が高まり、アレルギー症状の緩和が期待できますよ!

花粉症の原因となる「IgE抗体」の働きを抑制する効果もありますので、 発酵食品を毎日食べて…もしくは食事で難しい場合はサプリメントから効果的に摂り入れ、 腸の中から免疫力アップを図ってくださいね。

*花粉症は、アレルゲン(花粉)に対する”過剰な”免疫反応によって引き起こされます。  この免疫反応が起きる際に体内で作られるのが、このIgE抗体です。


◆レンコン


レンコンのネバネバ成分である「ムチン」には、抗炎症作用や粘膜を強化する働きがあります。
また食物繊維が豊富で、腸内環境を整える役割があるほか、 ポリフェノールの一種である「タンニン」が免疫力アップにも役立ちます。

それから、レンコンの表面にある黒い斑点は、 お茶の成分としても有名な「カテキン」というポリフェノールです。 これらのポリフェノールが、花粉症の症状緩和に役立ちますよ!
特にポリフェノールは皮に多く含まれているため、 レンコンを調理をする際には皮付きのままで調理して食すことをお勧めいたします。


◆緑茶、べにふうき緑茶、甜茶(てんちゃ)など


緑茶などに豊富に含まれるポリフェノールの一種「カテキン」には、 上記でも記した通り、アレルギー症状の原因とされる「ヒスタミン」を抑制する働きがあることが知られています。
特にべにふうき緑茶には、花粉症の原因となる「IgE抗体」を抑制する働きがある、 「メチル化カテキン」が多く含まれており、花粉症の症状緩和に役立ちます。

また、甜茶(てんちゃ)という甘い中国茶にも、抗アレルギー作用や抗炎症作用があります。
日ごろから食事のお供として、これらのお茶を選ぶと良いかもしれませんね。


◆青魚や鮭


青魚に豊富に含まれるEPAやDHAと言った脂肪酸には、 花粉症の原因になる「プロスタグランジン」の量を低下させる働きや、 鼻づまり、目のかゆみなどの不快な症状の原因となる「ロイコトリエン」の量を低下させる働きがあり、 花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果があることが知られています。

また鮭の色素成分である「アスタキサンチン」には、 花粉症を引き起こす原因となるヒスタミンの作用を抑える効果があり、 花粉症の症状緩和に役立つとされていますよ。

食の欧米化が進むにつれ、肉の摂取が増え、逆に魚の消費量がどんどん減っています。
アレルギー抑制効果のある脂肪酸の摂取が減ったことが、 花粉症人口の増加を招いているという指摘もありますので、 魚を食べる機会を増やす、亜麻仁油、しそ油などのオメガ3系脂肪酸を摂るなどして、 油の質にも是非こだわってみてくださいね!


◆シソ


シソに含まれる「ルテオリン」と言う物質にも、 花粉症を引き起こす「IgE抗体」の分泌を抑える作用があることが知られています。
また、シソに含まれる「αリノレン酸」には、抗アレルギー作用もあることが知られていますよ。


アレルギーの症状緩和・抑制に効果的な食材は他にも沢山


たまねぎ
他にも…アレルギーの症状緩和、抑制に効果的な食材として、 玉ねぎやトマト、キノコ類、キャベツ、にんにく、ごまや大豆などが挙げられます。
これらの食材はどれも免疫の過剰反応を抑えて、 アレルギーに強い体作りに役立つ食材ですので積極的に取り入れてみてくださいね。


花粉症の辛い症状を緩和するために


以上の様に、花粉症の症状緩和に役立つ食材は沢山あります。
これらの食材を積極的に取り入れて、不快な症状の緩和に是非お役立てくださいませ。

ただし、これらの食品は薬ではないですから、 いざ花粉症になった時、ちょっと試したからと言ってすぐさま劇的に改善するものではありません。
花粉症の辛い症状を緩和するためには、日ごろから免疫力や体力を強めておくことが重要ですよ!

花粉症は、免疫力や体力が弱まることでかかりやすくなるだけでなく、症状も悪化しやすくなります。

花粉症にならない為にも、そしてなってしまったら、それ以上症状を悪化させない為にも、 上記の食品を中心に、バランスのとれた食事を摂ることや、 定期的な運動、しっかりと休息をとるなどして、 まずは基本となる生活習慣を正すことから強い体作りに努めていただければと思います。