飽食の時代になぜ?近年増加する「新型栄養失調」とは | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]

すこやか塾 コラム 健康

2018.11.14
飽食の時代になぜ?近年増加する「新型栄養失調」とは
新型栄養失調
近年「新型栄養失調」に陥る人が増えています。

新型栄養失調とは…食事量やカロリーが十分でも、 タンパク質やビタミン・ミネラル・食物繊維などの”栄養素が足りていない状態”のことを言います。

普通、栄養失調と言うと、食べるものがなく、カロリー不足から痩せ細っていく状態を想像すると思いますが、 新型栄養失調は、痩せている太っているなど見た目からは判断がつきにくいのがその特徴です。 そのため、別名「隠れ栄養失調」とも言い、誰もが注意すべき現代病の一つとなっています。

「この飽食の時代にまさか自分が?」
「ダイエットをしている太った自分には関係ない話」
と思われるかも知れませんが、そうした油断は大敵です!
むしろダイエットがうまくいかない場合では、栄養不足が原因で痩せにくくなっている場合もあるのですよ!

飽食の時代だからこそ、口に入れるものは慎重に選ばないと多くのリスクが潜んでいること。 そしてその証拠に、新型栄養失調が近年増加傾向にあることを理解し、 全ての人が今一度食生活について見直す必要があるのではないでしょうか。

そこで今回は【新型栄養失調が増えている原因とその対策】についてご紹介します。

特に風邪をひきやすいこの時期、体の免疫力を高め元気に過ごすためにも!是非ご覧になってみてくださいね。


その不調の原因は「新型栄養失調」にあり?


栄養が不足すると、体には様々な不調が起こりやすくなります。

例えば…肌が荒れる・髪のツヤがなくなったり抜け毛が増える・爪や歯、骨がもろくなる・疲れやすい ・肩こりや腰痛・ストレスに弱くなる・筋力の低下・視力の低下・生殖能力の低下 ・風邪をひきやすくなる・太りやすくなるなどあらゆる不調が挙げられますが、 多くの方が何かしら当てはまるのではないでしょうか?

もし心当たりがあるとしたら、その原因こそ新型栄養失調によるものかも知れません。


新型栄養失調が増えている原因と対策


では、新型栄養失調が増えている原因にはどのようなことが影響しているのでしょう?
対策も含め、以下にご紹介しますので是非参考にしてくださいね。


食材の栄養価が昔と比べ激減!旬の新鮮食材を皮ごと頂こう


色とりどりの野菜
新型栄養失調が増えている原因にはまず、 ”食材自体に含まれる栄養素が昔よりも減っていること”が挙げられます。
中でも野菜の栄養は、土壌の改良により、 50年前に比べて8分の1~20分の1程度にまで落ちていると言うから驚きです。

これに加え、野菜は収穫してから時間がたつほど栄養価が失われてしまいます。 野菜の多くはスーパーで購入するかと思いますが、私達が手にするまでにもいくつかの流通過程があり、 ただでさえ少ない栄養素がさらに減ってしまいます。 カット野菜など加工されたものなら尚更で、多くの栄養が失われることになるのです。

そうした野菜からより多くの栄養を取り入れるためには、 なるべく旬のものでとれたてのものを丸々購入し、新鮮なうちにいただくことをお勧めします。

また野菜は皮に栄養が詰まっていますが、 料理の見た目の美しさや食べやすさを重視した結果皮を捨ててしまうことも多いですよね? 折角の貴重な栄養をただただ捨ててしまうのはもったいないです。食べられるものは皮ごと頂きましょう。

自炊する時間が無かったり、なかなかか野菜が取れないという場合にはサプリメントを利用すると便利です。 手軽に栄養が補えるサプリメントで、日々ビタミンやミネラルを十分に補いましょう!


加工食品を控えシンプルな自炊を心掛けよう


加工食品
冷凍食品やレトルト食品などの”加工食品が増えたこと”も、新型栄養失調が増えている原因の1つです。

野菜の栄養が削ぎ落とされていく過程は上記でも説明しましたが、 これに加え、多くの加工食品には砂糖や植物油脂、保存料などの添加物が大量に含まれています。

コンビニ弁当やお菓子などもこれに当てはまりますが、 こうした過剰な糖分や脂肪分、添加物を体内で処理する為には多くのビタミンやミネラルを消費します。
栄養が少ない上に栄養を奪っていく加工食品はまさに栄養泥棒!

忙しい現代人にとって加工食品を避けていくのは難しいかも知れませんが、 なるべく自炊でシンプルな調理を心掛ければ、添加物の摂取を最小限にすることは可能です。
まずは意識することが大事。なるべく加工食品は控える、もしくは加工度の低い食品を選ぶ意識を持つことから始めてみてください。


偏った食べ方はNG!食事はバランス良く


栄養不足
また、ダイエットなどで極端な食事制限をする。低カロリーな野菜ばかりを食べる。 もしくはダイエットでなくても、手軽さを求めて一品もの(ラーメンやうどん、どんぶり、パンなど)の食事が多くなるなど、 ”偏った食べ方をすること”も新型栄養不足を招く原因になります。

まず、ダイエットに取り組む場合には、栄養が不足するほど痩せにくくなることを覚えておかなければなりません。
余分な糖分や脂肪分を効率よく排出するためには、ビタミンミネラルが重要な役割を果たすからです。
また、代謝を上げるには筋肉が必要不可欠ですが、その筋肉作りにはタンパク質はもちろん、 その筋肉を育てるための栄養源として糖質が必要なことも覚えておくべきです。

この様に、栄養はそれぞれが支え合って働くため、偏った食事にならない心がけが大切です。

お菓子やスイーツを辞められない方の中には、「太りたくない」と言う理由から、 お菓子を食べてその分食事を減らす方もいますが、お菓子類にカロリーはあっても栄養はほとんど含まれません。 そもそもお菓子類は食事の代わりにはなりません。あくまで嗜好品と捉え、栄養源とは別に考えるべきです。

忙しくてどうしても食事が一品ものになりがちな場合は、麺類にトッピングを追加したり、 どんものには野菜の小鉢や漬物、味噌汁を加えるなどして、 出来るだけ定食スタイルに近づけることを意識するとバランスアップに繋がりますよ。


栄養を効率よく取り入れるコツ


バランスの良い食事
その他、栄養を効率よく取り入れるコツとしては…
腸が健康な状態だと栄養の吸収も良くなるため、腸内環境を整える発酵食品を積極的に補うと良いです。

また色の濃い野菜を沢山食べる。赤・白・黒・茶・黄・緑など様々な食材を使用し、メニューの彩りを豊かにする。
主食・主菜・副菜を揃えるのを意識する。こうしたことを心掛けると自然と栄養バランスが整いますよ。

いきなりは出来なくても意識することが大事です。まずは3食の内の1食からでも意識してみてはいかがでしょうか?


食生活を見直し新型栄養失調を予防しよう


栄養不足が続くと、免疫力の低下から病気をしやすくなったり、 筋力が低下して転びやすくなる、将来寝たきりの危険性が高まるなど様々なリスクがあります。

是非この機会に食生活の見直しを図り、健康で活力いっぱいの毎日に役立てましょう!