アイスの太りにくい食べ方・選び方とは? | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2021.05.12
アイスの太りにくい食べ方・選び方とは?

アイス

暖かくなってくると恋しくなるのがアイスクリーム

冷たくて甘いアイスクリームが火照った体を冷やし癒してくれる。 なめらかな食感やシャリシャリ食感、濃厚なものからさっぱりなものまで、 様々なおいしさで私達を幸せな気持ちにさせてくれる定番スイーツ。 そんなアイスが夏場は欠かせないなんて方も多いのではないでしょうか?

しかし、アイスには糖分や脂肪分がたっぷり含まれています。 体脂肪として蓄積されやすい食べ物ですから、 肥満や生活習慣病を予防する為にも食べ方には気を付けなければいけません。

そこで今回は、暑い時期に恋しくなるアイスクリームに関して、 【太りにくいアイスの選び方や食べ方のポイント】 をご紹介します。

「アイスは食べたい、でもなるべくなら太りたくない」 そうした場合は是非参考にしてみて下さい。


アイスは4種類に分類される


アイスの種類

同じアイスでも、その定義により4つの種類に分けられることをご存知ですか?

あまり意識したことが無いかも知れませんが、 アイスは含まれる乳成分の量によって 「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」(ひょうか) の4種類に分類されます。


『アイスクリーム』

乳固形分が15%以上のものです。
ミルクの風味が感じられ、濃厚で栄養価が高い。
その分値段が少しお高めなのが特徴です。

『アイスミルク』

乳固形分が10%以上のものです。
大体牛乳と同じ位の濃度となります。

『ラクトアイス』

乳固形分が3%以上のものです。
乳成分はほとんど使われておらず、 アイスクリームやアイスミルクと比べるとさっぱりとした味わいです。

『氷菓』(ひょうか)

乳固形分をほとんど含まないアイスが氷菓です。
アイスキャンディーやかき氷などがこれに分類されます。


ダイエット中に選ぶならどのアイス?


この中で、血糖値の安定化を図る意味でお勧めなのが、 乳脂肪分の多いアイスクリームです。 乳脂肪には血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。 また、乳脂肪が多い分、余計な添加物や 植物性油脂などが加わえられにくいことからも、 ダイエットや健康を考える場合はアイスクリームを選ぶのがお勧めです。

また、乳成分が含まれない分最も低カロリーとなる氷菓も、 ダイエット中にはおすすめです。(糖質量の多いものは高血糖になりやすいので注意する)


アイスの隠れた油や添加物に注意しよう


逆に注意したいのは、アイスミルクとラクトアイスです。
特にラクトアイスは乳脂肪分が僅かしか入っていない分、 濃厚さや満足感を増す為に植物性油脂が多く使用されていることがあります。 乳成分が少なくさっぱりしている分、一見ヘルシーにも感じますが、 意外と脂肪もカロリーもアイスクリームより高い場合もあるので注意しましょう。

また、添加物が沢山含まれているものも多いです。 もちろんメーカーや商品によっても成分は様々ですので、 アイスを購入する際には裏の栄養成分表を良くチェックして、 なるべくシンプルな原材料のもの、 添加物が少なく乳成分の多いものを選ぶのがお勧めです。

こうしたアイスの種別は、パッケージに必ず記載されています。
市販のアイスを購入する時には、 是非アイスの種別や原材料をチェックして選んでみましょう。


果物を冷凍してアイス代わりに


市販のアイスに含まれる脂肪や添加物が気になる場合は、 果物を冷凍してオリジナルアイスを自作して食べるのもお勧めですよ。

果物を切って冷凍するだけで、 簡単に添加物フリー且つ低カロリーなヘルシーアイスが出来ますので、 是非試してみてはいかがでしょうか。


アイスの太りにくい食べ方のポイント


太りにくいアイスの食べ方

太りやすい食品であるアイスですが、 選び方だけでなく食べ方によっても太りやすさが変わっています。
以下ではアイスの太りにくい食べ方のポイントをご紹介します。


アイスは小分けにして少しづつ食べる


アイスはものによっては量が多いものもあります。 1つ80キロカロリー程度のものもあれば300キロカロリーを超えるものもある為、 減量中は特に量の調節が必要です。

アイスは口当たりがよい為、あればあるだけ食べられてしまいます。 一度に食べる量が多くカロリーオーバーにならないよう、 お皿に分けたり、半分だけ食べて残りは別の日に食べるなど、 小分けにして少しずつ食べる対策をとることをお勧めします。


コーンでなくカップのアイスを選ぶ


ダイエットを意識するなら、コーンに乗ったアイスではなく、 棒アイスやカップに入ったものを選びましょう。
コーンは意外とカロリーが高く、一般的なもので50キロカロリー程度、 パリパリとした食感で甘みの強いワッフルコーンであれば 土台だけで100キロカロリー前後もあります。 コーンも一緒に食べてしまうとそれだけカロリーも糖質量も多くなってしまう為、 できるだけコーンに乗ったものを選ばないのが無難です。


体を冷やさない様に注意しよう


冷たいアイスを食べることで体を必要以上に冷やす場合があります。

体温が1℃下がると基礎代謝量が12%下がるとされます。 基礎代謝の低下から痩せにくくなったり、 冷えから免疫力の低下にも繋がり兼ねない為、 アイスを食べる量や頻度、タイミングには気を付けましょう。

冷たいアイスを食べるのにオススメの時間帯としては、 1日の中で体温が一番高くなる昼間の時間帯(15時前後)がお勧めです。

またこの時間は、体に脂肪を溜め込む働きをする ビーマルワンと言うタンパク質の分泌が1番少ない時間帯でもあります。 冷たいアイスによる体温の低下や、脂肪の蓄積が極力少なくて済む 3時前後はおやつを食べるのに最も適した時間帯です。 アイスを食べるならなるべく昼の時間帯に食べるようにしましょう。

暖かい飲み物と一緒に食べることも、 身体を冷やしすぎない為の対策になります。


太らないポイントを押さえおいしく楽しもう


同じアイスでも、種類や選び方、食べる時間帯によっても太りやすさが変わってきます。
アイスの甘い誘惑によって肥満や生活習慣病を招かない為にも、 是非上記を参考にしていただき、健康を守りながらおいしく頂きましょう。