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すこやか塾 コラム 健康

2019.09.11
シャリっと甘い秋の味覚「梨」の栄養と効果
梨
夏から秋にかけて旬を迎える果物に「梨」があります。
口いっぱいに広がる甘みとみずみずしさ、シャリシャリした食感が人気の梨。 梨が店頭に並ぶ事で”秋の訪れ”を感じる方も多いのではないでしょうか?

洋梨に日本梨、中国梨と、梨には種類がありますが、 私達がよく食べている「日本梨」は日本が原産で、古くから食べられて来ました。 品種には幸水や豊水、二十世紀など様々な品種があり、 甘みと酸味のバランスや食感の違いなど、様々な味わいを楽しむことができます。

秋の味覚として馴染み深く「果物の中で1番好き」と言うファンも多い人気のフルーツである梨。
溢れる瑞々しさから分かる様にその成分のほとんどは水分でできています。 その為「梨に栄養は"なし"?」と思われがちですが、 残りの10%ほどに素晴らしい栄養が詰まっているのですよ!

そこで今回は、そんな秋の味覚【梨の栄養とその効果】をご紹介します。

そのまま食べても調理に活用しても美味しい梨。
今が旬の梨の隠れた魅力を覗いてみましょう。


梨の栄養と効果


梨の栄養
秋の味覚の代表ともいえる梨。上品で爽やかな甘みの中には、 アスパラギン酸やカリウムなど、体に嬉しい様々な栄養素が含まれています。 以下ではそんな梨に含まれる栄養と効果についてご紹介します。


豊富な水分で残暑を乗り切る


梨は9割近くが水分と、その成分のほとんどが水分で占められています。 その為、残暑で火照った体を冷やしたり、水分補給による熱中症の予防、 夏風邪で発熱した際の解熱などにも活用できます。
また水分が多い分低カロリーなところも嬉しいポイント!
甘みが強く満足感もある為、ダイエット中のおやつとしても活用できますね。


咳止めや解熱効果がある「ソルビトール」


梨には糖アルコールの一種である「ソルビトール」が果物の中でもトップクラスに含まれています。
ソルビトールには、咳止めや解熱効果がある他、 他の糖類と比較して低カロリーで虫歯になりにくいと言う特徴があります。
水分を引き寄せる性質があるため、便を柔らかくして排便をスムーズにしてくれる作用も期待できます。


「プロテアーゼ」が胃の負担を軽減


梨にはタンパク質分解酵素である「プロテアーゼ」が豊富に含まれています。
お肉をすりおろした梨に漬け込むことで、調理した際肉を柔らかくすることができ、 尚且つ梨の程良い甘味も加わって料理を美味しく仕上げてくれます。
また、酵素が消化を助けてくれることで、胃の負担の軽減にも役立ちます。


「アスパラギン酸」で疲労回復


アスパラギン酸はもともとアスパラガスから発見されたアミノ酸の一種です。
疲労物質である乳酸の分解やタンパク質の合成、代謝を促進し、体力強化や疲労回復に役立ちます。


「カリウム」でむくみ予防・高血圧対策


夏は冷房の使用や冷たい物の食べ過ぎにより体が冷え、 血行不良によりむくみを引き起こす人も多いものです。 また熱中症予防のつもりでとった塩分が過剰になることでむくみを引き起こすことも…。

カリウムにはそうして体内に溜まった余分な塩分を排出する働きがあります。 むくみ予防や高血圧対策として役立つ為、 特に塩分の取りすぎ傾向にある日本人は積極的に補いたい栄養素です。


「食物繊維」で便通の改善


梨のシャリシャリとした食感の元になっているのは、不溶性食物繊維のリグニンと、ペントザンです。 不溶性食物繊維は便のカサを増やし、腸を刺激することで便通の改善に役立ちます。


この様に、梨には美と健康に役立つ魅力的な栄養が含まれています。
おいしく食べて嬉しい効果が得られるなんて、 まさに季節の変わり目に食べるにはぴったりのフルーツですね♪


梨は皮まで食べるのがお勧め


そんな栄養を最大限に取り入れるには、梨は皮まで食べるのがお勧めです。
他の野菜やフルーツにも言えることですが、栄養分は皮や皮の近くにぎゅっと凝縮されているからです。
梨の皮は毎回剥いて食べる方が多いと思いますが、栄養をより効率よく補うためにも、 次回からは皮付きに挑戦してみてはいかがでしょうか。


旬の梨を食べて残暑を乗り切ろう


梨
梨に限らずですが、食べものは旬の時期に食べるのが一番おいしく、栄養価も高くなります。
体に嬉しい栄養と、瑞々しい美味しさ溢れる旬の梨を食べて、 残暑厳しいシーズンを元気に乗り切りましょう。