お酒の危険な飲み方・危険なシチュエーションとは? | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2018.07.11
お酒の危険な飲み方・危険なシチュエーションとは?

夏のビール
ビールの美味しい季節になりましたね!

これから、ビアガーデンに花火大会、夏祭り等々夏のイベントがどんどん開催されます。 夏のイベントごとにはお酒が付き物。 そうした場面でお酒を飲むのを今から楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?

しかし、そもそもお酒を飲むと言う事は脳を麻痺させる行為。 飲み方やシチュエーションを一方間違えると、 最悪の場合命に関わる危険性もあるから注意して飲まなければいけません。

そこで今回はお酒を飲む機会が増えるこの時期に知っておきたい 「お酒の危険な飲み方・危険なシチュエーション」についてご紹介します。

お酒は適量を正しく飲む分には、 ストレス解消やコミニュケーションがスムーズになるなどメリットも沢山あります。 そんなお酒で健康を壊さない為にも、正しい飲み方についてこの機会におさらいしておきましょう!


こんなお酒の飲み方・シチュエーションに注意


お酒の危険な飲み方
お酒の危険な飲み方、危険なシチュエーションには様々なものがあります。
どういった場面で飲むとどのような危険があるのか?一つ一つ見ていきましょう!


運動中、または運動前後の飲酒は危険!


「スポーツの合間にビールをグイッと!」これがたまらないと言う方もいらっしゃるかと思います。 特に夏の暑い時期には、昼間からアルコールを飲む方も増える為、 スポーツをしながら楽しまれる機会もこれから増えるかも知れません。

しかし、アルコールには利尿作用があります。運動中には汗をかきますが、 その発汗作用と利尿作用が合わさり、脱水症状を引き起こす可能性があり危険です。

また、お酒を飲むと血流が良くなり、心拍数が上がりますよね? このときに運動すれば心拍数はさらに上がりますので、心臓には大きな負荷がかかってしまいます。

他にも、運動の種類にもよりますが、多くのスポーツには瞬時の判断が迫られる場面が多々あります。 お酒を飲むと、そうしたスポーツに必要な判断力が鈍るため、思わぬ怪我や事故につながる危険性も!

疲れた時に飲むお酒は格別ではありますが…体への負担、ケガや事故のリスクを減らすためにも、 お酒を飲むなら運動後、少し時間を置いてから飲むように心がけましょう。


一気飲みは死の危険と隣り合わせ


場を盛り上げる為に…または先輩や上司に勧められて、一気飲みをしてしまった経験はありませんか?
私も若い頃にはよく一気飲みをしたものですが、 お酒を飲まれる方なら誰もが一度は経験していることと思います。

しかし、アルコールを大量に、しかも短時間に飲む行為は、血中のアルコール濃度を急激に高め、 急性アルコール中毒から最悪命を落とすこともある為、大変危険です!

自分では「まだ大丈夫」のつもりでも、既に脳が麻痺した状態では正しい判断をすることができません。 またアルコールは飲んでから酔うまでに時間差がある為、 飲み進めるうちに知らず知らず自分の限界を超えて、 気付いた時には酩酊状態なんてこともあるので、十分気を付けなければいけません。

「お酒は飲んでものまれるな」一気飲みによって最悪な事態を引き起こさぬ様、 その日の体調や自分の酔いのまわり具合を見ながら、適度に飲むこと、 そして周りにも一気飲みを勧めないことを徹底しましょう。


酔い覚ましの入浴やサウナ、入浴中の飲酒は危険!


飲酒した後、酔いを覚ますために入浴したり、サウナで汗を流すという方がいらっしゃいます。 また、入浴タイムにお酒を持ち込んで、優雅に呑むのが至福の時… とおっしゃる方も中にはいらっしゃいますが、大変危険な行為ですので絶対にやめましょう!

運動中の飲酒と同様、入浴前や入浴中の飲酒もまた、 脱水症状のリスクや心臓に負担をかけるリスクのある大変危険な行為です。

また、急な血圧の変動により、脳梗塞や心筋梗塞を起こしたり、 滑って転倒する、湯船で寝てしまうことで溺死してしまうケースもあるため、 (血圧低下の影響で気を失ってしまうことも) そうした危険を避けるためにも、飲酒をした際には入浴は控えなければいけません。


薬を飲むなら飲酒はしてはダメ!


「薬を飲んだらお酒を飲んではいけない」とは分かっているものの、 それでも、「ちょっとぐらいなら影響がないはず」「前に飲んでも大丈夫だったから」 と、飲んでしまう方は実際多いのではないでしょうか。

しかし、こうした勝手な自己判断は大変危険です。

薬もアルコールも肝臓で代謝されるため、両方同時に飲むと肝臓に大きな負荷がかかります。 また薬の種類によっては、アルコールによって作用が強まるものもあり、 思わぬ怪我や事故、最悪命に関わるケースもある為、一緒に飲むのは絶対にやめましょう。


「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」飲酒運転は絶対にNG

「ほんの少しだけだから大丈夫」「酔っていないから大丈夫」そう思っても、 お酒を少しでも飲めば必ず脳には影響しているため、絶対に運転はしてはいけません。

飲酒運転は、飲酒した人間だけでなく運転手がお酒を飲んでいることを知りながら運転させたり、 その車に同乗した場合でも刑罰の対象になります。

刑罰だけで済むならまだ良いです。飲酒運転によって交通事故など起こせば、 自分や家族、被害者やその家族、友達など多くの人の人生を狂わせてしまいます。
「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」いかなる場合でもこのルールは徹底しましょう。


迎え酒で楽になるのは「気のせい」


迎え酒とは…飲んだ次の日、二日酔いになった際にお酒を飲むことです。
お酒を飲むと二日酔いが多少楽になったような気がする為、迎え酒をしてしまう人も中にはいらっしゃいますが、 これはただ単にアルコールで感覚が麻痺しているだけで、症状が緩和されたわけではありません。

体に更なるダメージを与える行為ですのでやめましょう。


お酒はおいしく楽しく健康な範囲で


お酒の場
「酒は百薬の長」と言われ、適量の飲酒が長生きの秘訣と考えられる一方で、 飲み過ぎにより脂肪肝や肝硬変などの肝臓の病気や、あらゆる生活習慣病、 がんなどリスクを高めることも知られています。

また上記でご紹介したように最悪死に至る危険もはらんでいるため、 飲み方やシチュエーションには十分注意を払い、正しく付き合う必要があります。

夏はビールが美味しくなる季節です。これから飲む機会が増える方も多いと思いますが、 くれぐれも健康に留意しながら、美味しく楽しくアルコールとはお付き合い下さいませ。