紫外線対策にお勧めの食べ物とは?食べる美容液で中から美肌へ | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2022.08.17
紫外線対策にお勧めの食べ物とは?食べる美容液で中から美肌へ

日差しが容赦なく突き刺さる夏の日々。紫外線対策は万全ですか?
紫外線を浴びると、肌の奥にメラニン色素が生成され、 シミやそばかすを増やす原因となります。 また活性酸素によって、シワやたるみなどの老化の原因にもなるため、 日ごろから日焼け止めや日傘などで紫外線をガードすべきことは…重々承知ですよね。

しかし紫外線対策はそれだけでは不十分。 外からのケアももちろん大事ですが、中からのケアも同じぐらい大事ですよ。
そこで今回は、【夏の紫外線対策におすすめの栄養素や食べ物】をご紹介します。

食品から夏の日差し対策に繋がる栄養素を摂り入れることで、 体の中から効果的に日焼け対策や美肌ケアをすることができます。 既に焼けてしまった方も、今後焼けたくない方も、 秋に後悔しない為に、是非日々の食事から紫外線対策を心掛けましょう。


夏の紫外線対策におすすめの栄養素


ビタミンC

夏の紫外線対策にお勧めの栄養素は、何と言っても「ビタミンC」です。
ビタミンCは、シミやそばかすの元となる「メラニン色素」が肌に沈着するのを防ぐ働きがあります。 メラニン色素の生成を抑えることで、肌本来の透明感が蘇り、美肌づくりに役立ちます。

また、肌のハリ・弾力の元となる「コラーゲン」の生成を助ける働きもあります。 既に出来てしまったシミやそばかすを薄くするだけでなく、 これから作られるシミやそばかすに対しても予防効果が期待できますので、 特に紫外線量の多い夏場は、ビタミンCが豊富に含まれる食品を積極的に摂りましょう。


ビタミンCが豊富な食材


ビタミンCは、ブロッコリー・カロフラワー・芽キャベツ・ アセロラ・トマト・ゴーヤ・ キャベツ・ キウイフルーツ・青菜類・柑橘類などに豊富ですが、 中でも夏の紫外線対策や日焼けケアにオススメしたいのが、赤ピーマンです。


紫外線対策・美肌に赤ピーマンがお勧め


赤ピーマン

赤ピーマンは、美肌の栄養素の代表であるビタミンA・C・E・カロテノイドの宝庫。 夏野菜の中でも美肌に特化した栄養素が豊富です。 通常の緑色のピーマンと比べた場合では、 これらの栄養素が2倍〜5倍も含まれており、効率よく美肌を叶えてくれます。

ちなみに緑色のピーマンと赤ピーマンの種は同じです。 色が違うのは日照時間に差がある為。 緑色のピーマンが熟したものが赤ピーマン。 つまりは、赤ピーマンのほうが多く太陽の光を浴びており、 その分活性酸素に対抗する力が緑色のものよりも強くなります。

美肌づくりに欠かせない栄養素の塊であることから、 赤ピーマンは「食べる美白美容液」とも言われています。

赤い色素である「リコピン」や「カプサンチン」といったフアトケミカルもまた豊富で、 強い抗酸化作用があり、こちらもメラニンの沈着を防ぐ働きがあります。 (ファイトケミカルとは…植物が紫外線や害虫などから自らを守るために作り出した物質のこと。 私達もそれを食べることで体に有用な働きを得ることが出来ます) もし苦手でなければ、夏の日焼け対策として積極的に料理のレシピに加えてみてはいかがでしょうか?


ビタミンCの正しい摂り方


美肌に欠かせない栄養素であるビタミンCですが、 体内で効果的に活用する為には、正しく摂取することが大切です。

例えば、ビタミンCが美肌に良いからと、必要以上に食べても意味はありません。 水溶性のビタミンであるビタミンCは、1度に大量に摂取しても吸収できる量には限りがあり、 余分に摂ったビタミンCは尿とともに排出されてしまいます。

ですから、「朝野菜をたくさん食べたから、昼と夜は食べなくてもいいや」 もしくはその逆で、「朝昼野菜をあまり食べられなかったから、 夜大量に食べて帳尻を合わせよう」 この様な食べ方はNG。 1日数回に分けて、こまめに摂取することが大事ですので、 1日3食毎回の食事に必ず野菜を加えるなど、 自分なりにルールを決めて、ビタミンの効率的な摂取を心がけましょう。

また、ビタミンCは熱に弱い為、野菜や果物は生のまま食べるのがお勧めです。 (ジャガイモやさつまいもなど、芋類のビタミンCは熱に強いので、火を通してもOK) 水溶性で、水に溶けやすい特徴もある為、水にさらしたり、加熱する際は短時間で。 ゆでる場合はビタミンCが水に流れ出すので、煮汁ごといただくのがお勧めです。


紫外線対策・美肌にお勧めのその他の栄養素


美肌

また、ビタミンCを含め、ビタミンA・Eは、「ビタミンエース(ACE)」と呼ばれる 美肌のビタミンの代表格です。いずれも紫外線による体内の 活性酸素を抑えてくれる「抗酸化力」に優れた栄養素ですから積極的に摂りましょう。

ビタミンAは、うなぎ、レバー、モロヘイヤ、 ニンジンなどに多く含まれる脂溶性のビタミンです。 健康な皮膚や粘膜の維持に欠かせない栄養素で、 紫外線から肌を守り、肌にうるおいやハリを与える働きがあります。

ビタミンEは、カボチャ、モロヘイヤ、うなぎ、アユ、 赤ピーマン、アーモンド、ゴマなどに含まれる脂溶性ビタミンです。 強力な抗酸化作用があり、細胞を酸化から守り、 新陳代謝を活発にしてターンオーバーを促進、シミやそばかすの排出を促します。

ビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ることで抗酸化力がさらにアップ、 美肌効果を高めることが出来ます。 脂溶性なので油との相性が良いのが特徴です。食べる際には、 油の含まれる肉や魚と共に食べる、または油を使った調理がお勧めです。

他にも、ビタミンB2は美肌づくりに役立つ栄養素です。 代表食材は、レバー、うなぎ、イワシ、ブリ、納豆、卵、チーズ、ヨーグルトなど。

また、トマトに多く含まれるリコピン、緑黄色野菜などに豊富なβカロテン、 赤ワインやカカオ、ベリー類に豊富なポリフェノールなど、 いずれも強い抗酸化力をもつ美肌の強い味方です。 肌を作る材料となるタンパク質と合わせ、こうした栄養素を積極的に取り入れ、 夏の日差しに負けない強い肌作りを心掛けましょう。


中からのケアで夏に負けない強い肌作りを心掛けよう


紫外線対策には、日傘や帽子、日焼け止めなどの外からの対策も大事ですが、 食事による中からのケアも同じように大事です。
是非、紫外線対策に役立つ食品を日々の食事から積極的に摂り入れ、 体の中から美肌ケアに繋げて行きましょう。