菊の花のちらし寿司 | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]

第8回菊の花のちらし寿司

紹興酒の醸造に用いられ、珍重されてきた紅麹で色を付けた薄紅色の鱈そぼろが味の決め手です。

本草薬膳学院<br>河本壽恵乃(すえの) 先生
本草薬膳学院
河本壽恵乃(すえの) 先生
菊の花のちらし寿司

材料 [4人前]

  • 酢めし
    米 2カップ、昆布 10センチ、酒 大1
    合せ酢 40cc、砂糖 小2、塩 小1
  • 白ゴマ・具
    白ゴマ 大2
  • 干瓢・具
    干瓢 12g、砂糖 大1、醤油 大1.5、だし汁 適宜
  • 鱈そぼろ
    生タラ 2切れ、砂糖 大2、塩 小1/2
    酒 大1、紅麹 少々(なければ食紅でも良い)
  • れんこん
    れんこん 50g、甘酢
  • いんげん
    さやいんげん 4枚
  • 菊の花
    干し菊 1/2枚
  • 干し椎茸
    干し椎茸 15g、砂糖 大2、醤油 大2、みりん 大1
  • 甘酢生姜
    甘酢生姜 50g
  • 枸杞子
    枸杞子 20粒

ポイント

鯛そぼろを煎り煮するときは、火加減を見ながら手早く混ぜる。
(1人分425kcal)

こんな時は、この薬膳!
蓮根(れんこん) 顔色が悪い、疲れやすいを改善

粳米(うるちまい) 臓腑昨日を増強、むくみを改善

材料

作り方

  • 米を洗いザルにあげておき、炊飯する。(酢の分量を引いて炊く。)
  • 炊けたら10分位蒸らし、煮溶かして冷ましておいた合わせ酢を混ぜる。
    (合わせ酢は煮立たせると酢が飛ぶので砂糖と塩が溶けたら火を止める。)
  • ゴマは乾煎りする。
  • 干瓢は水に付け洗い、塩でもみ、たっぷりの水で茹でこぼす。鍋に入れてひたひたの水を入れて
    爪が立つまで煮る。
    はじめに砂糖を加え5分くらい煮る。更に醤油を加え、焦がさぬように煮含める。冷めたら細かく切る。
  • ご飯にゴマと干瓢を混ぜる。
  • 鱈は、茹でて骨と皮を取り除く。2重にしたガーゼまたはさらしに包んで水で揉むようにして洗う。
    (流水でもみ洗いすると魚のでんぷん質がぬけ、身もほぐれる)
    鍋に移して調味料を加え、御菜箸4~5本を使って混ぜながら炒り煮する。
  • れんこんは薄切りにし、水にさらす。鍋に甘酢を作り、煮る。
  • いんげんは筋を取り塩で揉んで、斜め切りにし、色よく茹でる。
  • 干し菊は熱湯でゆで、甘酢につける。(生の菊があれば1パック)
  • 干し椎茸は水で戻して置く。戻し汁をひたひたで煮る。味付ける。
  • 甘酢生姜は千切りにする。
  • クコの実は水につけて柔らかくする。
  • ご飯の上に、鱈そぼろ、酢蓮根、いんげん、菊花、椎茸、甘酢生姜、クコの実を盛り付ける。