冬の代表野菜「大根」は“おろして食べる”が正解? | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2022.01.26
冬の代表野菜「大根」は“おろして食べる”が正解?

大根おろし

冬を代表する野菜の1つに「大根」があります。
おいしくて使い勝手が良いのはもちろん、 安い時では、大きな大根が100円にも満たないなど家計にも優しいことから、 常に常備しているというご家庭も少なくないのではないでしょうか。

おでんや煮物、サラダなどの定番料理から、大根ステーキなどなど、 馴染み深い野菜なだけにアレンジレシピも豊富に出回っている大根。 そんな人気野菜の大根ですが、「大根おろし」にすると 健康効果を最大限に発揮できることをご存知ですか?

そこで今回は、【大根おろしが持つ栄養やその効果】についてご紹介します。
大根は、おろしで食べることで、 殺菌作用や抗酸化作用など様々な嬉しい効果が加わります。 大根が持つ底力を最大限に活用して、寒い冬を元気に乗り切りましょう。


大根おろしが持つ栄養と効果


大根おろしの栄養

擦り下ろすことでイソチオシアネートが発生


ピリッとした辛味が特徴の大根おろし。 この辛味の元となっているのが「イソチオシアネート」と言うイオウ化合物です。

イオウ化合物は、ニンニクやネギなどに代表とされる 特有の香り成分や辛みの元となる成分で、様々な健康効果があります。 包丁で切ったりすりおろしたりすることで発生するものが多く、 薬味などで料理に付け合わせて使用すると、 おいしく効果的に摂取することができます。

大根も、すりおろすことで「イソチオシアネート」と言う成分が生まれます。 これは擦り下ろすことで細胞が壊れて出てくる成分であり、 大根をおろして食べることの大きなメリットと言えます。

「イソチオシアネート」の効果としては、胃の働きを助け消化を良くする他、 血液をサラサラにして血行を促したり、血栓を防ぐ効果が知られています。 また抗菌作用があり風邪やウィルスに強い体づくりに役立つ他、 胃がんなどの原因になるヘリコバクター、ピロリ菌に対する抗菌作用。 発がん性物質の働きを抑える効果や、強い抗酸化作用により、 アンチエイジング効果なども期待できます。

大根をすりおろして食べることで、 この様な素晴らしい成分が引き出されるなんて素晴らしいですね。


消化酵素が豊富に含まれる


また大根には、ジアスターゼやカタラーゼ、オキシダーゼなどの 消化酵素がたっぷりと含まれています。
酵素の働きで消化を助け、胃腸の働きを整えてくれる強力な助っ人です。

またこれらの酵素は、イソチオシアネート同様、 発がん性物質を解毒するなどの働きがあり、がん予防としても役立ちます。 例えば、焼き魚には大根おろしが添えられていることが多いですが、 これは美味しいと言うだけでなく、とても理にかなっているのですね。 焼き魚の焦げに含まれる発がん性物質の活性を、 大根おろしに含まれる消化酵素が抑えてくれるのです。

消化酵素は熱に弱い特徴があり、火を通す調理では死活してしまいますが、 大根おろしならこの点心配はいりませんね。


美肌のビタミン「ビタミンC」


また、大根おろしには美肌のビタミンの1つである「ビタミンC」も含まれています。
ビタミンCは肌を丈夫にするコラーゲンの合成に必要不可欠な成分。 肌のハリ、ツヤ、シミを予防するなど美肌づくりには欠かせない栄養素です。

酵素と同じでビタミンCも熱に弱い特徴がありますが、大根おろしなら問題ありません。 ビタミンCを効率よく摂取できると言う意味でも、 生のままいただける大根おろしはとてもお勧めです。


大根はおろして食べるのがお勧め


大根おろし

この様に、イソチオシアネートやたっぷりの酵素、ビタミンなど、 体に良い成分を体内で効果的に利用するには、 大根は生のまますりおろして食べると効果的です。

大根を一本常備しておけば、使う分だけ輪切りにしておろせば立派な副菜になりますし、 もちろん、薬味などでちょこちょこ摂るのもお勧めです。 是非、積極的に活用して日々の健康維持に役立てましょう。


大根おろしの栄養を効率良く摂るポイント


大根

大根おろしを食べる際、より効果的に栄養を取る為のポイントとしては、 以下の3点を意識すると良いでしょう。


辛みの強い根の部分に「イソチオシアネート」は豊富


大根は葉っぱがある方の上の部分は甘みがあり、 逆に根っこ側に近い先端部分に行くにつれ辛みが強くなります。 根っこ側は辛い分イソチオシアネートの占有量も多くなっていますので、 効果的にイソチオシアネートの力を活用したい場合には、 辛みが強い先端部分をいただくのがお勧めです。

また、若くて新鮮なものほど辛みが強い傾向にある様です。


おろしたてを頂くのがお勧め


イソチオシアネートは、大根をおろしてから時間が経ってしまうと 徐々に蒸発して効果が薄れてしまいます。 効果を十分に活用したい場合には、なるべくおろしたてのものを頂くようにしましょう。


汁は捨てずに頂こう


大根をすりおろした時、余分な汁は捨ててしまうことも多いですが、 この汁にイソチオシアネートが多く含まれる為、出来れば汁も捨てずに、 もしくは水気を絞りきらずに頂くのがお勧めです。


大根おろしを活用して健康に役立てよう


「大根どきの医者いらず」と言う言葉があります。 これは大根が収穫される時期になると、 皆が健康になり医者が要らなくなることを表した言葉です。 それほど大根には健康に役立つ栄養が豊富なことが昔から知られてきました。

消化を助けたりがん予防になる、アンチエイジングに役立つなど、 様々な効果が期待できる大根おろし。 焼肉や焼き魚、お鍋などに薬味として添えたり、小鉢にプラス一品加えるなど、 日々の料理に是非活用してみてはいかがでしょうか。

擦り下ろす手間はあれど、その少しの手間で 大きな恩恵を受けることが出来るかも知れません。