連休明けの憂鬱な気持ちと疲れを解消する食事とは? | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2019.05.08
連休明けの憂鬱な気持ちと疲れを解消する食事とは?

連休疲れ
今年のゴールデンウィークは10連休!休みが長くなるのは嬉しいことですね♪
しかしその反面、外出が多くなる、または家でダラダラ過ごすなど生活リズムが狂いやすく、 体が疲れやすくなったり不調が出やすいものです。

加えて「五月病」があるように、この時期は新生活のストレスや疲れがどっと出て、 精神のバランスを崩しやすい時期でもあります。

10連休で元気をチャージするはずが、 逆に心身ともに疲弊してしまったと言う方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は【連休疲れと気力の回復に効く食事】をご紹介します。

長い休み明けはどうしても憂鬱な気持ちになりがちです。 「心も体も調子がいまいち」「何となくだるくてやる気が出ない」など、 連休疲れを溜め込んでいた場合には是非参考にしてくださいね♪


疲れや憂鬱な気分は食事で解消しよう


連休疲れを回復する食事
連休疲れを早く回復させるためには、 規則正しい生活リズムをいち早く取り戻すことが何より大切です。

生活リズムを整え、十分で質の良い睡眠を確保すること。 適度な運動を取り入れ血流を促進すること。 栄養バランスのとれた食事を意識するのに加え、 疲労回復や憂鬱な気分の解消に効果的な食事を取り入れ、元気を取り戻しましょう。


「トリプトファン」で睡眠の向上・鬱予防


トリプトファン
睡眠の質の向上による疲労回復や憂鬱な気分の解消には、 アミノ酸の一種である「トリプトファン」を摂るのが効果的です。

トリプトファンは別名”幸福ホルモン”と言われる脳内物質の「セロトニン」を作り出します。 また眠気を誘うホルモンである「メラトニン」の材料にもなります。

トリプトファンは、豆腐や豆乳などの大豆製品や、チーズやヨーグルト・牛乳などの乳製品、 バナナ、蜂蜜、ナッツ類、さんまやマグロなどのタンパク質に豊富です。
積極的にとり、睡眠の質の向上による疲労回復、そしてストレスの解消に役立てましょう。


「ビタミンB1」で疲労回復・精神安定


豚肉
「ビタミンB1」も疲労回復や精神の安定には欠かせない栄養素です。

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために必要なビタミン。 不足すると脳や神経系にエネルギー不足が生じ、疲れや倦怠感を引き起こす、 集中力の低下やイライラを引き起こすなどの症状が現れやすくなります。

ビタミンB1は、玄米や全粒粉小麦、蕎麦などの精製度の低い穀物に豊富に含まれています。
他にも豚肉や大豆製品、ごま、うなぎ、レバー、たらこ、焼き海苔などに豊富です。

ニンニクやニラ、玉ねぎなどの香り成分である「アリシン」と一緒にとると吸収が良くなるので、 これらを一緒に食べるのがオススメです。


クエン酸で疲労回復


クエン酸
また、お酢や梅干し、レモンなどの柑橘類に含まれる「クエン酸」にも同様の効果があります。
心身の疲れを感じている場合には、こうした食品を食事に積極的に加え回復に役立てましょう。


疲れや憂鬱な気分の時にNGな食事


疲れた時は甘いもの
逆に、連休疲れを感じている際にお勧めできない食事もご紹介します。
間違った食事で疲れや憂鬱な気分を長引かせる場合もあります。
こちらも併せて参考にしてください。


「疲れた時は甘いもの」は逆効果?


疲れやストレスがある時に「甘いものが欲しくなる」方は多いものですよね。
確かに、甘いものは吸収が早く、すぐさま血糖値を上昇させるので、 一時的に疲労やストレスを解消させるには効果的な対策と言えます。

しかし、あくまでこれは一時的なもの。 むしろ糖分の多い甘いスイーツなどを食べ過ぎてしまうと、 それを消化するために多くのビタミンやミネラルが使われてしまい、逆に疲れやすくなることもあります。

また、急激な血糖値の上昇は、その後血糖値の急下降を招き(血糖値スパイク)、 低血糖になることでイライラしやすくなるなど、精神のバランスも崩しやすくなります。

甘いものは即効性がある分、中毒になりやすいです。 しかし、こうしたリスクが隠れていることを理解しておかないと逆効果になることも…。 甘いものとは上手に付き合い、食べ過ぎにならないよう注意して取り入れましょう。


バランスが崩れがちな”手軽な食品”に気を付けよう


また疲れが溜まると、栄養バランスに気を使ったり自炊するのが億劫になり、 食事がおろそかになりがちです。そうして外食やファーストフード、 手軽に食べられる一品物の食事(ラーメンやどんぶり等)に頼ってしまう方は多いのではないでしょうか?

しかし、こうした食事に偏ると、塩分や油分の摂りすぎになったり、 栄養バランスが崩れやすくなり、疲れや鬱々とした気分を長引かせる原因になります。

疲れている時ほど食事には気を使い、栄養バランスのとれたメニューを心がけることが大切!
どうしても外食になる場合は、野菜を増やす、彩りを良くするなど組み合わせを工夫し、 バランスアップを心掛けることから体調を整えましょう。


連休疲れや憂鬱な気分は栄養満点な食事で吹き飛ばそう


長い連休明けはどうしても気分が憂鬱になりがちです。
疲れも溜まって心身ともに弱った状態を放置すると、鬱状態に陥る五月病に発展しやすくなります。

もし連休明けで不調を感じているとしたら無理は禁物です! 上記を参考に、十分な栄養を食事からとりつつ、しっかり心と体を休め、 リズムを整えることから早めに活力を取り戻しましょう。