
「夏は紫外線で肌が老ける。」そう思っている方は多いですよね。
もちろん、紫外線はシミやシワの原因のひとつとして知られています。しかし、夏の終わりに「急に老けた気がする」と感じる原因は、それだけではないかもしれません。
実は、見た目年齢を左右しているのは、肌よりも「筋肉」の変化である場合があります。
そこで本日は、
【夏に筋肉が減りやすい理由と、見た目年齢との意外な関係】についてご紹介します。ぜひ今年の夏は「肌」だけでなく、「筋肉」にも目を向けてみてください。
夏は知らないうちに筋肉が減りやすい

「夏は活動的な季節だから、運動量も増えるのでは?」
そう思われる方は多いかもしれません。
しかし実際は、猛暑の影響で外出を控えたり、エアコンの効いた室内で過ごす時間が増えたりして、体を動かす機会が減る方も少なくありません。
特に近年は、35℃を超える猛暑日や、40℃近い危険な暑さになる日も珍しくなくなりました。日中の不要不急の外出や運動を控えるよう呼びかけられることもある影響で、ウォーキングや散歩などの習慣が途切れ、知らないうちに運動不足になっている方も少なくないのです。
さらに、暑さで食欲が落ちると、そうめんや冷たい麺類だけで食事を済ませがちになり、筋肉の材料となるたんぱく質が不足しやすくなります。
「動かない」「食べない」が重なることで、筋肉は少しずつ減っていく可能性があるのです。
筋肉が減ると、なぜ老けて見えるの?
筋肉というと、「力を出すためのもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、筋肉には姿勢を支え、美しい立ち姿を保つ大切な役割もあります。
筋肉量が減ると、
・猫背になりやすい
・肩が内側に入りやすい
・首が前に出やすい
といった姿勢の変化が起こりやすくなります。すると、フェイスラインがぼやけて見えたり、疲れた印象になったりして、実年齢より老けて見えてしまうこともあります。
「最近、写真を撮ると疲れて見える。」そんな方は、肌だけでなく姿勢の変化も関係しているかもしれません。
代謝が落ちると、さらに悪循環に

筋肉は体の中でも多くのエネルギーを消費する組織です。筋肉量が減ると基礎代謝も低下しやすくなり、体が疲れやすくなったり、体を動かすのがおっくうになったりすることがあります。
すると、さらに運動不足になり、筋肉が減る…という悪循環に陥ることも。
夏の終わりに「なんとなく元気が出ない」「体が重い」と感じる背景には、こうした変化が隠れている可能性もあります。
さらに近年は、筋肉は体を動かすだけの組織ではないことも分かってきました。
筋肉は、運動することで「マイオカイン」と呼ばれる物質を分泌します。マイオカインは、体のさまざまな臓器に働きかけ、健康維持に関わると考えられており、運動が健康や若々しさにつながる理由の一つとして注目されています。
つまり、筋肉は単に見た目を支えるだけでなく、体の内側から若々しさをサポートする大切な存在でもあるのです。
夏こそ「筋肉を守る」ことが若々しさにつながる
夏老けを防ぐためには、紫外線対策だけではなく、筋肉を維持することも大切です。
具体的な対策として、例えば、
・毎食、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を意識する
・エレベーターではなく階段を使う
・朝や夕方の涼しい時間帯に10〜20分ほど歩く
・椅子から立ち上がる動作を意識して増やす
・トイレに立つ度にスクワットを取り入れる
こうした小さな積み重ねでも、筋肉への刺激になります。
ぜひ、「運動しなきゃ」と構えるよりも、日常生活の中で体を動かす時間を増やすことから始めてみましょう。
夏の終わりに差がつくのは「肌」だけではありません
夏は紫外線対策ばかりに意識が向きがちですが、見た目年齢を左右するのは肌だけではありません。
暑さによる運動不足や栄養不足で筋肉が減ると、姿勢やフェイスライン、全身の印象にも影響を与えることがあります。
今年の夏は、日焼け止めを塗るだけでなく、「筋肉を減らさない生活」も意識してみませんか。
未来の自分を若々しく保つための一歩は、毎日のちょっとした体の動かし方や、たんぱく質を意識した食事から始まります。ぜひ、そうした習慣を意識することから「夏老け」を防ぎましょう。