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2019.08.21
夏むくみは何が原因?予防と対策でスッキリな毎日へ

夏のむくみ
夕方になると足がパンパン…。お酒を飲んだ翌日の朝は顔がパンパン…。
こんな風に、私達を度々悩ます憂鬱な「むくみ」

沢山汗をかく夏はむくみとは無縁の季節だと思いがちですが、 実は、冷房の当たりすぎや冷たい食べ物飲み物の摂りすぎによって、 むくみを起こしやすい時期だと言うことをご存知でしょうか?

むくみ自体は病気ではありませんが、「たかがむくみ」と放っておけば、 体のだるさや疲れが抜けずに夏バテに繋がったり、免疫の低下を招く恐れもあります。

思いがけず体を冷やしてしまう油断しがちな夏こそ、 冷え対策や代謝の低下を防ぐ対策をしっかり実行して、 その日のむくみを次の日に持ち越さない様気を付ける必要があります。

そこで今回は【夏むくみの予防と対策】をご紹介します。

露出の多くなる季節、正しい予防法や対策を知っておけばむくみも怖くありません。
暑い夏をスッキリ快適に過ごすためにも是非最後までお付き合いください。


夏のむくみに要注意


むくみ(浮腫み)とは…
本来正常に排出されるはずの余分な水分が、 冷えや血行不良などの影響で皮膚の下に滞ってしまった状態のことを言います。

体が冷える冬場に起こりやすいイメージがありますが、 冷房にあたる機会が増えたり冷たいものを良く食べる夏場にも起きやすい為、 暑いこの時期にも注意と対策が必要です。


むくみを引き起こしやすくなる習慣


夏浮腫みの原因
特にむくみを引き起こしやすくなる習慣には以下のようなものがあります。 まずはご自身が当てはまっていないかチェックしてみましょう!


≪むくみやすい度チェック≫

・冷たい食べ物や飲み物を良く口にする
・座りっぱなしや立ちっぱなしでいることが多い
・口当たりの良い麺類や味の濃いものをよく食べる
・暑いからと、お風呂はシャワーで済ませることが多い
・アルコールをよく飲む
・冷房の効いた部屋にいることが多い
・暑さで外出が減り、運動不足になっている
・水分をあまりとらない、または必要以上にとりすぎる

この様な生活をしていると、体や内臓を冷やし代謝が悪化してむくみを引き起こしやすくなります。
もし当てはまるものがあれば一つ一つ見直し改善に努めましょう。


夏むくみの予防・改善のための対策とは?


むくみ対策
では、具体的にどの様にしてむくみを対策していけばよいのでしょうか?

以下では夏のむくみを予防し、改善するための対策をご紹介します。
出来ることから取り入れ、スッキリな毎日に繋げましょう。


水はこまめに飲むのが鉄則


水分は喉が渇いたときに一気に飲むと言う方は多いかもしれませんが、 一気に大量に飲んでしまうとむくみの原因になります。

夏の水分補給は”喉が渇く前にこまめにとる”のがむくみを引き寄せない為のポイントです。
運動時や大量に汗をかく場合を除いては、 コップ一杯程度を30分から1時間おきに、 1日の摂取量の目安1.5から2リットル程度を目標にしましょう。


水分補給はできるだけ常温で


冷たいものの飲み過ぎは、お腹を冷やして内臓機能の低下を招きます。
水分をとる際にはできるだけ常温で飲むことがむくみ予防には大事です。

それでも、どうしても冷たい物をとる場合には、 一緒に温かいものを合わせてとると腸の冷えを軽減することができます。
冷たい飲み物には温かい食べ物を合わせたり、 冷たい食べ物には温かいお茶やスープなどを加えるなどして、 お腹を冷やさない様工夫しましょう。


冷房の風で体を冷やさない


暑いところから冷房の効いた部屋に入ると始めは気持ちが良いものですが、 長時間たつと徐々に体が冷えてしまいます。
冷房のあたりすぎは体の冷えを呼び、血行が悪化してむくみを引き起こします。

冷房のあたりすぎを控える、もしくは温度を調節したり 羽織りものやスカーフを利用するなどして、出来るだけ冷えを防ぎましょう。


湯船に浸かって冷えた体を温めよう


冷房や冷たい食べ物飲み物によって冷えた体は、 1日の終わりに湯船に浸かってしっかり温めてあげるのがむくみ予防には効果的です。

湯船に浸かることは、発汗作用を高め余分な水分の排出を促すだけでなく、 水圧によって足が程よく圧迫され、リンパや血流を促進する効果も得られます。
また、ここにマッサージも加えると効果大!
むくみを次の日に持ち越さない為にも日課にしましょう。


長時間同じ姿勢でいない


仕事などで立ちっぱなし、座りっぱなしの同じ姿勢が続くと、 血流やリンパの流れが滞りむくみを引き起こしやすくなります。
同じ姿勢が長時間続かないよう、 30分置き、1時間置きと自分でペースを決めて 立ち上がったりストレッチをする習慣を身に付けましょう。


朝起きたら思いっきり伸びをする


朝起きて思いっきり伸びをすることで、血流を促進しむくみ対策に繋がります。
また、血流が良くなることで同時に腸の動きも活発になり、 排泄を促すことでこちらもむくみ改善に繋がります。


下半身を鍛えてリンパの流れを促進


下半身、特にふくらはぎの筋肉は足のリンパを押し流す重要なポンプの役目を果たしています。 ここを良く動かしたりトレーニングによって鍛えることでむくみ予防に繋がります。
ウォーキングを日課にしたり、普段からよく歩くことを意識する、 エレベーターではなく階段を利用するなどして下半身の筋肉強化に努めましょう。


歩きやすい靴を履く


夏はビーチサンダルや突っ掛けのようなもので出かける方も多くなりますが、 外出の際には歩きやすい靴を履くことも重要です。
「歩く」と言う動作は、それだけで素晴らしいトレーニングになります。 ビーチサンダルや突っ掛けではぺたぺたと地面を擦って歩く「すり足」になりやすく、 足首や下半身の筋肉をうまく使えず血流の悪化を招きます。

スニーカーなどの歩きやすい靴を履いて、 しっかり地面を蹴り、筋肉を刺激しながら歩るくよう普段から意識しましょう。


塩分は控えめに


麺類や味の濃いものなど、塩分の多い食事を摂りすぎると、 体が血液中の塩分濃度を薄めようと水分をため込みむくみやすくなります。
アルコールもまた、利尿作用によって余計に水分を欲するので注意が必要!

健康のためにも、むくみ対策としても、 普段から「減塩」「飲酒はほどほど」を心掛けることが大切です。


カリウムを摂取してむくみ予防


野菜や果物に豊富に含まれている「カリウム」と言う栄養素は、 過剰なナトリウムの排出を促す効果がありむくみ対策として役立ちます。

スイカ・キウイ・バナナ・アボカドなどの果物、 きゅうりや納豆・海藻類・きのこ類に豊富ですので、 むくみやすい人は積極的に取り入れましょう。


体温め食材で体の中からケアする


生姜、にんにく、ねぎなどの根菜類は体を温める作用があります。 冷たいものを食べすぎた場合などは内臓が冷えてしまっている可能性が高いので、 こうした「体温め食材」を利用して、体の中からケアしてあげましょう。


夏むくみ対策でスッキリボディを維持しよう


さていかがでしたか?
夏は冷房や冷たいものの食べ過ぎなどにより体がむくみやすくなりますが、 正しく対策することで予防、改善に繋げることが出来ます。

日頃から体を動かしたり、食生活や水分の取り方に気をつけることで、 水はけのよい体質を作ることは十分可能です。
「私はむくみやすい体質だから」と諦めず、是非上記でご紹介したポイントを心がけ、 むくみにくいスッキリボディの維持に努めましょう。