夏野菜の「色の力」で暑さに負けない体づくり | ISDG 医食同源ドットコム [公式通販]
2026.07.22
夏野菜の「色の力」で暑さに負けない体づくり

夏野菜

7月23日(2016年)は、二十四節気のひとつ「大暑(たいしょ)」です。一年の中で最も暑さが厳しくなる頃とされ、本格的な夏の到来を告げる節気でもあります。

この時期は、汗とともに水分やミネラルが失われやすく、食欲も落ちがちです。「なんとなく疲れる」「食欲がない」「体が重い」といった夏バテのような不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな時こそ積極的に取り入れたいのが、旬を迎える夏野菜です。

そこで本日は、「色」に注目した夏野菜の選び方をご紹介します。色の違いには、それぞれ異なる栄養成分が含まれています。ぜひ毎日の食卓に取り入れて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。

なぜ夏野菜は暑い季節にぴったりなの?


旬の野菜は、その季節に必要な栄養を含んでいることが多いと言われています。

夏野菜には、水分を多く含むものや、汗で失われやすいカリウム、ビタミン類などを含むものが多く、暑さで乱れやすい食生活をサポートしてくれます。

また、赤や緑、黄色、紫など色鮮やかな野菜が豊富なのも夏ならでは。実は、この「色」にも意味があります。野菜の色は、それぞれの植物が強い紫外線や乾燥などの環境から自らを守るためにつくり出している色素成分によるものです。そして、その色素成分の中には、健康維持に役立つ栄養成分として知られているものもあります。

つまり、色の違う野菜を組み合わせることは、見た目が華やかになるだけでなく、さまざまな栄養をバランスよく摂ることにもつながるのです。「今日は何色の野菜を食べようかな?」そんなふうに色を意識するだけでも、自然と食卓の栄養バランスが整いやすくなります。

赤は「暑さに負けない毎日」を応援


トマトのリコピン

例えば、赤色の代表的な夏野菜には、

・トマト
・赤パプリカ

などがあります。

トマトの赤い色素成分であるリコピンは、強い日差しを浴びる植物が自らを守るためにつくり出す成分の一つです。抗酸化作用をもつ成分として知られ、体内で発生する活性酸素から細胞を守る働きが期待されています。また、赤パプリカにはビタミンCも豊富に含まれており、夏の食卓に積極的に取り入れたい野菜の一つです。


緑は「不足しがちな栄養」をプラス


ゴーヤ

緑色の代表的な夏野菜には、

・きゅうり
・ゴーヤ
・オクラ
・モロヘイヤ
・枝豆

などがあります。

緑色の野菜にはカリウムを含むものが多くあります。カリウムは体内の水分バランスの維持に関わるミネラルで、汗とともに失われるため、夏は意識して摂りたい栄養素です。また、オクラやモロヘイヤには水溶性食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのに役立ちます。

枝豆は野菜でありながら、たんぱく質も摂れるのが魅力です。


黄色・オレンジは「彩り」と「栄養」をプラス


とうもろこし

黄色やオレンジ色の代表的な夏野菜には、

・とうもろこし
・黄パプリカ
・かぼちゃ

などがあります。

黄色やオレンジ色の野菜には、β-カロテンを豊富に含むものがあります。β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素として知られています。また、黄色い野菜は食卓を明るく彩り、暑さで落ちがちな食欲を後押ししてくれます。


紫はポリフェノールが豊富


ナス

紫色の代表的な夏野菜には、

・なす
・紫キャベツ

などがあります。

なすの紫色は、ナスニンというポリフェノールの一種です。ポリフェノールは抗酸化作用をもつ成分として知られています。ナスニンは皮に多く含まれているため、できるだけ皮ごと調理するのがおすすめです。


このように、野菜にはそれぞれ異なる色素成分や栄養素が含まれており、どの色にもそれぞれの良さがあります。
大切なのは一つの色に偏ることではなく、いろいろな色を組み合わせて食べることです。


「信号機カラー」を目指してみませんか?


カラフルな食事

毎日の献立を考える時、「何を食べよう?」と悩むことはありませんか。そんな時は、信号機の色を思い浮かべてみましょう。

赤(トマト・赤パプリカ)
黄(とうもろこし・黄パプリカ・かぼちゃ)
緑(きゅうり・オクラ・枝豆など)

この3色がそろうだけでも、食卓がぐっと華やかになります。

さらに、なすなどの紫色を加えれば、彩りも栄養バランスもより豊かになります。

細かい栄養素を覚えなくても、「今日は赤・黄・緑があるかな?」と色を意識するだけなら、毎日続けやすいですよね。


夏野菜だけではなく「たんぱく質」も忘れずに


暑い日は、そうめんや冷やし中華だけで済ませたくなることがあります。しかし、麺だけではたんぱく質やビタミン類が不足しやすく、夏バテにつながる原因になることもあります。

夏野菜に加えて、肉や魚、卵、豆腐などを組み合わせると、栄養バランスが整いやすくなります。たんぱく質のおかずも忘れずに取り入れて、暑さに負けない強い体作りを意識しましょう。


野菜の色を意識して夏を元気に乗り切ろう


これから続く暑さを元気に乗り切るためには、水分補給だけでなく、毎日の食事でしっかり栄養を摂ることも大切です。

栄養について難しく考える必要はありません。「今日は赤・黄・緑、そして紫がそろっているかな?」そんなふうに野菜の色を意識するだけでも、自然とさまざまな栄養を取り入れやすくなります。

ぜひ、旬の夏野菜を上手に取り入れて、本格的な夏を元気に過ごしましょう。