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2024.03.27
毎日の体重測定がもたらすメリットとは?

体重測定

最近体重計に乗りましたか?
「増えているかも?と想像すると怖くて乗れない」 「体重を量る習慣がない」「そもそも家に体重計がない」等、理由は様々かと思いますが、 毎日体重測定している方は案外少ないのではないでしょうか…。

しかし、毎日の体重測定は、実はダイエットや生活習慣を整える意味で とても役立つ場合もあるのですよ。 そこで今回は、"毎日の体重測定がもたらすメリット"をご紹介します。

年末年始に増えた体重を、そのまま春先まで ズルズル引きずっている方も多いかも知れません。 このまま人生MAX体重を更新!なんてことにならない為にも、 毎朝の体重測定を習慣にして、日々の生活改善に役立てましょう。


毎日の体重測定で得られるメリットとは?


体重計を覗く女性

毎日の体重測定は、今の自分の健康状態を図る意味で大変役立ちます。
具体的には、以下のようなメリットがあります。


1. 早期の警告サイン


体重の変化は健康状態の指標となる場合があります。 毎日体重をチェックすることで、体重の急激な増減や 正常な範囲を超える変動に気づくことができ、 健康問題の早期発見につながることがあります。

どうしても、毎日体重計に乗っていないと、 自分の体型の変化や健康状態の変化に気付きにくくなります。 例えば、「最近お腹に脂肪がついた気がする」 「いつも履いていたパンツがきつくなってきた」など…感覚だけに頼っていた場合、 気が付いた時には体重が大幅に増量している場合が多くあります。

見た目で分かる様な変動であれば、3キロ〜5キロと大幅に変動している状況でしょうから、 そこから焦ってダイエットを初めても、その労力は想像以上。 早め早めに気付いて対処する為に毎日の体重測定が大事と言えます。

毎日体重を量っていれば、そうなる前に未然に対策を打つことが出来ます。 急な体重の増加は、肥満や糖尿病などの生活習慣病への第一歩。 健康リスクを高めないよう、自分の体重の変化にもっと敏感になるべきではないでしょうか。


また、体重の増加だけでなく、”減少すること”にも気を配る必要があります。 意図的ではなく、自分が健康な状態であるベスト体重から、 体重が減っている場合には注意が必要です。

急な体重減少には、思わぬ病気が隠れていることもあります。 または、必要な栄養が足りていないことや、加齢や運動不足による筋力の低下、 骨量の低下などによる影響なども考えられます。

慢性的な栄養不足は、体の様々な不調を引き起こす原因となり、 免疫力の低下による病気のリスクも引き上げます。 筋力の低下は糖尿病や認知症のリスクを高めたり、 ロコモ(運動器障害)による将来寝たきりになるリスクを増やす。 また、骨量の低下によって、骨粗鬆症や骨折をしやすくなるなど、 急な体重減少は様々な悪影響の前触れかも知れません。

この場合も、栄養の見直しや生活の改善を図り、 自分の中の適正体重を維持する心がけをすることが大切です。


2. 変化の把握


日々の体重変化を把握することで、食事や運動の効果を評価することができます。 自分の生活スタイルに対する影響を正確に理解することができ、 必要な調整を行うことができます。

例えば、前日の食事や行動によって、どのように体重が変動するのかが、 毎日の体重チェックからある程度予測できるようになります。

・麺類など、塩分の多いものを食べた日の翌日は、体がむくみ体重も増えている
・お酒を飲み過ぎた翌日は体重が増えている
・夜ご飯が遅くなった日の翌日は体重が増えている
・しっかり運動ができた日の翌日は体重が減っているなど、
どのような行動をすれば体重が増減するのかが、ある程度予測できる場合があります。

毎日の体重測定が、前日の行動を振り返るきっかけとなり、 また、ある程度予測が出来れば、そのヒントを元に必要な調整が出来るようになります。 結果を出す為に何をすべきかが明確になり、行動も起こしやすくなります。


3. モチベーションの維持


行動して結果が出てくると、益々ダイエットや健康への意識が高まり、 行動を起やすくなると言う好循環にも繋げやすくなります。
毎日体重を量ることで、自分の進捗状況をリアルタイムで確認することができます。 これにより、目標に向かって頑張ることができ、モチベーションを維持する助けとなります。


体重測定を毎日の習慣にする対策


体重計置き場

体重測定を毎日の習慣にするためには、 体重計をいつも目につく場所に置いておくのがお勧めです。 例えば、洗面台前やトイレの横。 こうした場所には、毎朝必ず歯磨きや洗顔で行くはずですので、 そのタイミングで量ると決めておくと良いでしょう。

また、夜に量る場合、その日1日に摂取した水分量や 食べ物の影響で体重も大きく変動する為、出来るだけ朝一で、 まだ何も食べたり飲んだりしていないクリアな状態で測定するのがお勧めです。

「朝一番のトイレのあとは体重測定の時間」と言ったようにルーティーン化しておくと、 量り忘れを予防することが出来、習慣にもしやすいです。

そして、正確な体重を量る為にも、着衣も同じものを身に付けて量るようにしましょう。 服は、薄着の場合と厚着の場合で重みが全く異なり、体重に大きく影響する為、 なるべく何も着ないか、体重への影響が少ない下着姿で量るのがお勧めです。


体重の変化=健康のバロメーター


毎日の体重チェックは、ダイエットを円滑に進める為に役立つだけでなく、 生活習慣を整えるきっかけにもなる重要な役割を果たしています。

もちろん、体重は一つの指標であり、その変動は体脂肪量や筋肉量の変化、 水分摂取量などによっても影響を受けます。そのため、体重だけでなく、 他の健康指標や身体の変化も総合的に考慮することも大切です。

それを前提として、体重の変化=健康のバロメーターと捉え、 毎日の体重測定の習慣から、生活改善を心掛けてみてはいかがでしょうか。